富士ゼロックス株式会社
動画コンテンツをクラウド環境で配信するサービスの機能を強化し、提供地域を拡大
Knowledge-Driveサービス、モバイル端末からの視聴が可能に
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は、関連資料と動画を同期させたコンテンツをクラウド環境で配信する、「Knowledge-Drive(ナレッジドライブ)サービス (リンク ») 」のモバイル端末対応、ユーザーインターフェイスの英語対応などの機能面を強化、9月22日に提供開始します。同時に、コンテンツの制作・配信などの役務サービス提供地域を日本全国へ拡大します。
Knowledge-Driveサービスは、動画と、その関連資料を同期させたコンテンツを配信・視聴・検索・管理することができる、富士ゼロックスのソフトウェア「MediaDEPO(メディアデポ)」 (リンク ») を、当社が運営するクラウド環境に用意し、システム運用を代行する「MediaDEPOクラウドサービス」と、コンテンツの作成や配信、ユーザー登録などの役務を代行するサービスで構成されています。
このサービスでは、製造業、小売業、医療機関および教育機関などで、紙のみでは理解促進が難しい資料や取扱説明書を、動画と同期させて配信し、より詳細な情報の伝達を可能にします。
今回、よりご利用いただきやすい環境を提供するため、以下の点の強化を行いました。
■モバイル端末からの視聴および登録が可能に
配信されるコンテンツは、従来のWindowsPCに加え、Macintosh、またAndroidTM、iOS端末といったモバイル機器*からの閲覧が可能になりました。またモバイル端末で撮影した動画をそのままMediaDEPOクラウドサービス上に登録し、即時に展開することも可能です。
■ユーザーインターフェイスの英語対応でグローバルな活用を促進
新たに英語のユーザーインターフェイスを提供。利用先で日本語/英語の選択が可能になり海外拠点への情報発信も円滑に行うことができます。
■役務サービス提供地域の拡大
コンテンツの制作から配信、ユーザー登録といった役務代行サービスの提供地域を、従来の首都圏限定から全国区に拡大しました。
■ナレーション付きのコンテンツを簡単に作成できるツールを提供
お客様自身が配信コンテンツを制作する場合は、編集画面の指示に従って作業するだけで、動画と資料を同期することができ簡単にコンテンツを作成できる「MediaDEPO Author(メディアデポオーサー)」をオプションで提供。新たに音声合成技術を採用し、テキスト入力した内容のナレーションが自動制作できる機能を追加しました。
製造業、小売業、医療機関などでは、製造の手順、販売マニュアルや治療手順などの情報を紙で展開することが多く、詳細な情報の伝達が困難でした。また動画付きコンテンツを制作しても、セキュリティー対策上、イントラネット環境下のみの配信に限定する場合も多く、取引先やイントラネット環境が整備されていない海外拠点での視聴ができないのが問題でした。
このサービスの活用により、製造業のお客様であれば、協力会社やイントラネットが整備されていない海外の拠点に、製造手順の動画と製造マニュアルを同期させたコンテンツを配信し、製造工程をより正確に伝えることが可能になります。また医療現場では、治療手順をあらかじめ録画し、離島など遠隔地の医療現場で参照するとことが可能になり、医療の質向上にもつながります。セキュリティー面では、視聴者ごとのアクセス権の設定やログ管理を行うことができるため、イントラネット環境外の視聴も安心してご利用いただくことができます。
富士ゼロックスは今後も、動画を始め、メディア関連技術を活用し、ドキュメントサービス&コミュニケーション領域において付加価値を高めるサービスの提供を目指します。
* Android OS 4.3、iOS7.1以上
Knowledge-Driveについて: (リンク »)
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