FIDOは、マイクロソフトなどのテクノロジー企業、グーグルなどのオンラインサービス事業者、VISA、Master Cardなどの決済事業者、バンク・オブ・アメリカなどの金融サービス事業者などから構成され、今後FIDO1.0の仕様を実装して、幅広くサービスを提供していきます
FIDO1.0の仕様では、ブラウザやブラウザプラグイン、ウェブ以外のアプリケーションのサブシステムについて、デバイスやサーバ、クライアントソフトの新たな標準の概要を定めています。あらゆるウェブやクラウドアプリケーションは、現在あるいは今後提供される様々なFIDO仕様の認証要素との接続が可能です。生体認証からハードウェアトークンまで様々な認証要素に対応しており、一般の消費者、企業、サービスプロバイダ、政府機関など、あらゆる組織でご利用いただけます。
当社は平成26年4月、日本初の加盟企業としてFIDOに参加し、平成26年10月には、FIDO初の日本でのセミナーに協賛し、運営事務局として対応いたしました。日本でのセミナーには、関連各省庁、自治体、民間事業者、教育研究機関など各界から約300名のご参加を頂き、複数の国内企業が既にFIDOに加盟しております。
今回のFIDO 1.0の仕様公開に先がけ、平成26年12月6日には、当社はFIDOの中核企業であるノックノックラブズ社(Nok Nok Labs, Inc.、以下「NNL社」)と、資本業務提携を行っております。本リリースを皮切りに、NNL社が開発したFIDO準拠製品であるNNLTMS3 Authentication Suiteの日本国内での販売促進活動を平成27年1月より本格的に開始いたします。
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NNL社CEO
Phillip M.Dunkelberger 様のコメント
NNL社にとって日本市場は注力すべき重要な地域であり、生体認証やモバイル技術においては日本は最前線に居続けております。生体認証市場において評価の高いDDS社とのパートナーシップにより、近代的な認証ソリューションを企業および政府機関に提供することが可能になります。
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【FIDOアライアンスについて】
FIDOアライアンスは、2012年7月に結成されました。その目的は、強固な認証をつなぐ相互運用性の欠如への対策と、ユーザが直面している複数のユーザ名とパスワードを作成し記憶しなければならないという問題点の改善でした。FIDOアライアンスは、本人確認の認証の世界の本質を変えるべく、認証方式の仕様を策定しています。FIDOが提唱する認証方式は、オンラインサービスの認証時に、より強固かつプライバシーを守り、使いやすいものを目指しています。
【NNL社について】
ノックノックラブズ(本社:カリフォルニア州パロアルト)は現代のコンピューター技術に適合するようにオンライン認証を変革させるという明確なビジョンのもとFIDO Allianceを率いているラメシュ・ケサヌパリ氏により2011年に設立されました。
【S3 Authentication Suiteについて】
NNL社製品のNNLTMS3 Authentication Suiteは、クライアントおよびサーバー双方に提供されるソフトウェアです。指紋認証内蔵スマホやユーザーのデバイスに搭載されている、カメラ、セキュリティーチップなどの既存セキュリティ機能を活用し、使いやすくて強力な認証をあらゆるアプリケーションに提供することが可能です。現在の統合されていない認証ソリューションとは異なり、単一なものから統合されたプラットフォームまで、広範囲な認証技術をサポートします。
≪株式会社ディー・ディー・エスについて≫
当社は、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組んでおり、現在は、多様化する情報セキュリティ・ソリューション・ニーズに対応可能な「多要素認証プラットフォームEVE MA」および「指紋認証ソリューションEVE FA」をはじめとする情報セキュリティ製品の開発・販売を行っております。
本件に関するお問い合わせ先:
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株式会社ディー・ディー・エス 東京支社
担当:土屋
TEL:03-3272-7905
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