バラクーダネットワークス、中堅規模組織の情報セキュリティをシンプル化するソリューションを発表

新Total Threat Protection計画を発表 Enterprise Strategy Groupの調査により情報セキュリティのスキルが今年も不足していることが判明

バラクーダネットワークスジャパン株式会社

2014-12-22 00:00

Barracuda Total Threat Protectionで、あらゆる脅威ベクタに適用できる強力な統合型セキュリティ保護機能を手頃な価格で提供し、リソースに制約のある組織の情報セキュリティをシンプル化します。
・Barracuda Total Threat Protectionには、業界最先端のソリューションポートフォリオで構成されており、共有管理インターフェイスを活用することで管理をシンプル化しています。
・最新のBarracuda Web Application Firewallには、URL暗号化、高機能化した複数要素認証、PFS(Perfect Forward Secrecy)のサポートなど、アプリケーションレイヤへの攻撃を阻止するための新機能が追加されました。
・Enterprise Strategy Groupは最近の調査で、25%の企業が理想と現実が最も乖離している分野として情報セキュリティを挙げていることを報告しており、ダイナミックに脅威が発生する環境において、ネットワーク、アプリケーション、そしてユーザを保護する容易に導入可能なセキュリティソリューションの重要性を説いています。

カリフォルニア州キャンベル(2014年11月20日)
- Barracuda Networks, Inc.(NYSE: CUDA)

昨今、あらゆる規模の組織は過去に経験したことのない多くのセキュリティの課題を抱えています。最近の攻撃は特定の組織/人を標的とし、さらに高度化し、セキュリティ担当者はこうしたリスクから複雑化するITインフラ全般を守ることが使命となっています。バラクーダネットワークスのTotal Threat Protection(総合脅威対策)計画は、セキュリティ担当者が危険な各種脅威に対抗しつつ、スマートかつ効率的に業務を遂行できるように支援することを目的としています。Total Threat Protectionはプライベートおよびパブリッククラウドでの実装が可能で、容易かつコスト効果の高い方法により、メール、Webアプリケーション、リモートアクセス、Webブラウジング、モバイルインターネット、ネットワーク境界など、あらゆる脅威ベクタから身を守れるように顧客を支援しています。また、実績豊富でスケーラブルなソリューションのコンビネーションで構成されており、管理インターフェイスを統一することで一元管理を可能にしています。このように構成、管理、監視機能に一貫性を持たせることにより、IT運用コストを削減することもできます。

Enterprise Strategy Groupによる最近の調査によると、調査対象企業の25%が情報セキュリティを最重要課題として挙げているにもかかわらず、理想と現実が最も乖離していることが判明しています。

ジョン・オルティック(Jon Oltsik)氏のコメント
(著名なIT市場の調査会社:Enterprise Strategy Group、シニアアナリスト)
「私たちは毎年IT責任者に対して、「問題のある不足」ITスキルの分野はどこかを質問しており、情報セキュリティの専門知識が毎年最上位にきています。IT部門では一般的に各種脅威に対してそれぞれ適した製品を導入しておりますが、個々の製品の間ではセキュリティのサイロや盲点が発生し、厳しい運用状況を招いてしまいます。バラクーダネットワークスのTotal Threat Protection計画は、ベストオブブリードの製品群を組合せ、一元管理することで総合的なプロテクション体制を構築し、管理上の負荷を軽減できるといった観点からお奨めできます。」

総合的な脅威対策ではWebアプリケーションの保護が必要

悪意のある攻撃は組織のネットワーク上の弱点を頻繁に突いてくるため、総合的な脅威保護対策において企業は統合的なアプローチを採用することが肝心です。Verizonの「2014 Data Breach Report(2014年度データ侵害レポート)」では、データ侵害の中でWebアプリケーションへの攻撃があらゆる脅威の中で最も多かったと報告しています。

バラクーダネットワークスでは、Webアプリケーションに対する攻撃からお客様を守るために、継続的にBarracuda Web Application Firewallのセキュリティ機能の向上に努めています。以下に最新バージョンの主なセキュリティ機能をご紹介します:

URL暗号化: クライアントに送信する前にレスポンスボディに含まれるURLをすべて暗号化し、URLを外部に晒すことなく、強制ブラウズから保護するための強力な仕組みを提供しています。このようにURLを暗号化することにより、強制ブラウズ攻撃を防ぎ、攻撃者がWebアプリケーションの構造を把握できないようにします。

SSLエンハンスメント: PFS(Perfect Forward Secrecy)関連の暗号化をサポートします。PFSにより、暗号化された通信内容の完全性を向上させることが可能となり、イベントキーの過去の通信内容も保護されます。

ユーザアクセスコントロールの改善: 複数のドメインでのユーザ認証、およびワンタイムパスワード(OTP)を利用して、LDAPやRSA SecurID / Radiusに対する二要素認証が可能になります。このように複数要素認証の方法により、リスクに応じてWebアプリケーションのすべてまたは一部におけるアクセスコントロールと権限付与の安全性を確保することができます。

さらに、保護能力を高めるためにBarracuda Web Application Firewallの最新バージョンでは、以下の管理インターフェイスのエンハンスメントも追加されています:

新テンプレートモジュール: 構成テンプレートの作成と利用を目的として、新たに強力なウィザードベースのUIが追加されており、システム内のあらゆるオブジェクトまたはポリシーに適用することができます。

堅牢なレポーティング: 地域別内訳など、すぐに利用可能な40種類以上のレポートテンプレートが用意されており、セキュリティやトラフィックイベント、またはタイムフレーム、サービス、トップカウントなどによりフィルタリングすることもできます。

スティーブン・パオ(Stephen Pao)のコメント
(バラクーダネットワークス、セキュリティ担当ジェネラルマネージャ)
「Barracuda Web Application Firewallの最新リリースはTotal Threat Protectionに対する私たちのコミットの一例です。今回アプリケーションのセキュリティを高めるためにURL暗号化など新しい保護機能を追加しており、また、高度なレポーティング機能により運用効率も推進しています。我々のゴールは、予算やスタッフの制約があるお客様でもあらゆる脅威ベクタに効率良く対処できるようにすることです。」

Total Threat Protectionの導入

包括的なポートフォリオと管理のシンプル性は、Total Threat Protectionにとってなくてはならない要素です。バラクーダネットワークスのイノベーション計画ではまた、製品を容易に購入し、導入できることも考慮されています。提供されるセキュリティソリューションは、物理アプライアンス、仮想アプライアンス、SaaS(Software-as-a-Service)、あるいはAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドで利用可能になっています。

Total Threat Protectionは、バラクーダネットワークスの以下の複数のセキュリティ製品ファミリにより構成されています:

ネットワークセキュリティ
・Barracuda NextG Firewall(Fシリーズ)とBarracuda Firewall(Xシリーズ)
・Barracuda SSL VPN

コンテンツセキュリティ
・Barracuda Spam FirewallとBarracuda Email Security Service
・Barracuda Web FilterとBarracuda Web Security Service

アプリケーションセキュリティ
・Barracuda Web Application Firewall
・Barracuda Load Balancer ADC

モバイルセキュリティ
・Barracuda Mobile Device Management

また、バラクーダネットワークスは本日新たに、Barracuda Firewall、Barracuda Web Filter、Barracuda Spam Firewallを1つのアプライアンスに集約した統合型セキュリティソリューションとなるBarracuda Security Suiteを発表しました。

関連資料
Barracuda Total Threat Protection概要: (リンク »)

Barracuda Security Suite製品ページ: (リンク »)
Barracuda Web Application Firewall製品ページ: (リンク »)

価格と利用
Barracuda Web Application Firewallバージョン7.9.1は、現在ハードウェアプラットフォーム(アプライアンス)をご利用でエネルギー充填サービスサブスクリプションが有効なお客様、あるいは仮想アプライアンスのライセンスをお持ちのお客様は追加費用なしですぐにご利用いただけます。

* 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

* 本リリースは、Barracuda Networks Inc.が2014年11月20日(木)に発表したプレスリリースの和訳版となっています。

【バラクーダネットワークスについて】
バラクーダネットワークスは、「Simplify IT」を可能にするクラウド対応セキュリティ及びストレージソリューションを提供しています。バラクーダネットワークス製品は、パワフルで、使いやすく、且つリーズナブルな価格により、全世界15万社以上のお客様にご利用頂いており、アプライアンス、仮想化アプライアンス、クラウドなどの形で提供されています。バラクーダネットワークスは、2002年に米国カリフォルニア州シリコンバレーで創業、海外拠点10ヵ国、また80ヵ国以上において正規代理店と提携しています。2004年より日本での販売を開始し、スパムやウイルス、フィッシング、SQLインジェクション対策はもちろん、BCP、クラウド化など、リスク対策だけでなく事業継続と活性化を目指す企業に貢献してきました。スパム対策アプライアンスとしては2005年から7年連続で、導入出荷実績で国内No.1、さらにWebアプリケーションファイアウォールは2007年から7年連続、導入出荷実績で国内No.1を継続しています(富士キメラ総研調べ)。

2013年11月、ニューヨーク 証券取引所に上場(コード:CUDA)し、更なる成長を目指します。詳細については、http:www.barracuda.co.jp をご参照ください。
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