Tokyo, Feb 2, 2015 - ( JCN Newswire ) - ロンドン、ボストン、東京【2015年1月22日】抗腫瘍CAR-T*1 療法(キメラ抗原受容体を用いたT細胞療法)をめぐる市場の関心は2014年の特徴的なテーマの一つでしたが、CAR-T療法分野における投資家の過熱は2015年も弱まりそうにありません。しかし、大きな運用益を狙う投資家にとっては隠れたリスクがありうるとマーケット情報サービスを提供するEvaluate(エバリュエート)の編集チームである、EP Vantage発行のレポート「2015年のCAR-T療法の展望 ~期待とリスク~」が報告しています。
レポートの著者であるEP Vantageの記者、ジェイコブ・プリース(Jacob Plieth)は次のように述べています。「CAR-T療法はある種のがん治療において画期的な治療法ですが、過剰な宣伝で多数のリスクが見落とされています。CAR-T療法および開発企業の市場における可能性を見極めるには、投資機会のみならず危険性も理解することが重要です。」
レポート「2015年のCAR-T療法の展望~期待とリスク~」の概要
CAR-T療法は身体の免疫系を活性化し、がん細胞に対抗することを目的としています。CAR-T療法の開発が進むにつれて表面化した、以下の重要な課題をレポートで検討しています。
● CAR-T療法の臨床試験において、ほとんどの患者に治療効果が認められず、また有害事象により患者が死亡した事実
● 益々ひしめき合う領域で企業価値を評価する際、Juno Therapeutics*2 及びKite Pharma*3 等の企業が重大なリスク(一つは知的財産を争う訴訟といった類の大きなリスク)に直面するであろうという脅威
● CAR-T療法の人気に企業が先を争って飛び乗ろうとするほどディールが続き、資産価値を過大に高く押し上げるであろうという事実
一方で、リスクあるところにはチャンスもあります。レポートではJuno TherapeuticsやKite Pharmaの軌跡をたどる可能性のある小型株を特定し、今後注目すべきCAR-T関連技術を分析しています。
総括的な本レポートは以下について取り上げています。
● 開発における最も有望な候補
● 臨床における最先端の製品
● CAR-T療法のほとんど無視されているリスクの詳細
● 安全性を高める戦略
● 知的財産の問題
● CAR-T療法を超えた次世代の製品
● 注目すべき中小企業
「2015年のCAR-T療法の展望~期待とリスク~」は www.evaluategroup.com/CART (リンク ») より無料でダウンロードできます。
*1 Chimeric Antigen Receptor T-Cell
*2 Juno Therapeutics (リンク »)
*3 Kite Pharma (リンク »)
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