三田国際学園中高のアクティブラーニング -- 「考える力」を育て、成長を実感できる授業

大学プレスセンター

From: Digital PR Platform

2015-07-07 08:05


大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。

三田国際学園中学校・高等学校では、「世界標準の教育」を目指し、ICTを活用したアクティブラーニング(相互通行型授業)を展開している。同校が考える「世界標準の教育」とは、自分自身の考えを打ち出し、道を切り拓くための力を育てること。自分自身の意見を持ち、授業の中でそれをきちんと表明することが、クラス全体の学びに貢献することにもなるという思想のもと、毎日の授業の中で繰り返される議論によって、世界標準の「考える力」を培っている。


 三田国際学園中学校・高等学校は今年4月、戸板中学校・女子高等学校からの校名変更および女子校から男女共学への大改革を行った。

 新たなスタートを切った同校では、ただひとつの正解などない、めまぐるしく変わる時代の中で、自分自身の考えを打ち出し、道を切り拓くための力を育てる「世界標準」の教育を目標に掲げている。国際共通語である「英語」、それを使って思いを伝え合う「コミュニケーション能力」、科学を理解する「サイエンスリテラシー」、情報を使いこなす「ICTリテラシー」、それらの確かな知識とスキルに裏付けられた「考える力」の5つを育て、グローバル時代に生きぬく子供たちを育成する。

〇アクティブラーニング(相互通行型授業)
 単元の重要なテーマに対して、決定的な興味・関心を引き出すきっかけとなる「トリガークエスチョン」を教員が投げかけることから授業が始まる。アクティブラーニングでの教員の役割は、ただ正解を教え、知識を覚えさせることではない。論点を整理し議論を導きながら、生徒自身で考えることを支援する、ファシリテーター役を務める。
 生徒はタブレット端末を活用して情報を精査し、自らの考えを組み立て、そしてグループで話し合い、意見をまとめていく。生徒一人ひとりが主役となる授業によって、自分独自の考えを打ち出すこと、他者の意見を尊重することの楽しさに気づいていくことができる。

〇ICT教育
 アクティブラーニングを実施するうえで重要な役割を果たすICT。生徒たちはまず、ICTを活用しながら情報収集・情報選択のスキルやリスク管理を学び、ICTリテラシーを身につける。一人1台のタブレット端末を持ち、授業や予習復習の調べ学習に積極的に活用している。また、ICT活用のガイドブックである「BUILD BOOK」も配布。タブレットの使用方法やアクセス制限など学校独自のルールのほか、オンライン上でのマナーについても記載している。トラブルを防いで、ICTが快適な学習パートナーとなることを目指す。

〇学習支援システム「r-Test」
 アクティブラーニングについていくためには基礎学力が不可欠である。積み上げが必要な英語と数学については、生徒一人一人の理解度に合わせた繰り返し型学習システム「r-Test」を導入。朝に行われるテストの結果が即時データ処理され、苦手とされる部分は翌日の問題に反映される。自分が分かるところまでさかのぼり、分かるまで繰り返されるテストによって、アクティブラーニングの基盤となる基礎学力をしっかりと定着させる。

〇教員研修
 三田国際学園がめざす「世界標準の教育」を実現するために、教員は自己研さんを欠かさない。生徒を魅了する授業はどのようなものか、生徒が学びの面白さに目覚めるような授業をどのように展開するかを真摯に考え、教員が一丸となって切磋琢磨している。
 同校では年に3回の教員研修を実施。学園のミッションの共有や大学入試問題の研究などを行っている。研修のメインプログラムは、同校の教育の柱のひとつである「相互通行型・思考型授業」の模擬授業である。授業担当の教員以外全員が生徒役となり、教員の投げかけるトリガークエスチョンについて考える。そして、グループごとにディスカッションを行って回答をまとめ、他のグループのさまざまな意見を教室全体で共有するという実際の授業のプロセスをすべて行っている。

●三田国際学園中学校・高等学校HP
  (リンク »)

(関連記事)
・戸板中・女子高が2015年度より「三田国際学園中学校・高等学校」に改称、共学校に――「21世紀型授業推進校」を目指す(2014/05/01)
  (リンク »)

▼本件に関する問い合わせ先
 三田国際学園中学校高等学校 広報部
 〒158-0097 東京都世田谷区用賀2-16-1
 TEL: 03-3700-2183

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