立教大学
立教大学 公開講演会開催のお知らせ(8/27)
「終戦から70年 ドラマ『カーネーション』に見る私たちの過去・現在そして未来
~ 脚本家・渡辺あや氏をお迎えして」
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科(東京都豊島区、研究科委員長:中村陽一)は、8月27日(木)に、終戦70 年特別企画として、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』を題材に、脚本家の渡辺あや氏をお迎えし、公開講演会を開催します。
2011年に放送されたドラマ『カーネーション』は、大阪岸和田を舞台に、世界で活躍するデザイナー、コシノ三姉妹の母・小篠綾子氏をモデルにした物語です。ドラマ内では、日中戦争・太平洋戦争と男たちの出征・戦死、心を病む人々、空襲、原爆、戦災孤児の犯罪や「パンパン」となった幼馴染の姿、耐久生活などを通じて戦中・戦後の混乱期を生きる人々の様子、戦争の加害と被害など、「普通の人」にとっての戦争が印象的に描かれ、大きな話題を呼びました。
そもそも戦争というのは、私たち一人ひとりにとってどのような出来事であるのか、戦争の記憶が薄れていく中で、私たちは戦争をどのように捉え、記憶し、どのように未来につなげていくのか、参加者の皆さんと考える機会としたいと思います。
当日は、実際のドラマを視聴していない方々のために、冒頭45分ほどでダイジェスト版を放映します。どうぞお誘いあわせの上、ご参加ください。
【開催概要】
・日時:8月27日(木)18:30~20:30
・場所:立教大学池袋キャンパス11号館AB01教室
・講師:渡辺 あや氏(脚本家)
(略歴)島根県在住。1970年生まれ。甲南女子大学卒業。家族の赴任に伴いドイツで5年間を過ごし帰国後,脚本家としての活動を開始。主な作品に、映画『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)、『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年)、『ノーボーイズ、ノークライ』(2009年)、ドラマ『火の魚』(2009年)、『その街の子ども』(2010年)、『カーネーション』(2011年)、ロング・グッドバイ(2014年)など。
・司会:長有紀枝(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・社会学部教授)
・主催:立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・立教大学社会デザイン研究所
※参加費無料・お申込み不要
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