*1PBX:(Private Branch eXchange):企業などで施設内に複数の電話機を設置し、内線や外線通話をできるようにする機械。
日立システムズは、日立グループの情報・通信システム事業における中核企業として、システムのコンサルティングから構築、導入、運用、保守まで、ITのライフサイクル全領域をカバーするワンストップサービスを提供しています。データセンターやコンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などのサービスインフラを活用したソリューションに強みを持っています。
IPテレフォニーの分野においても、IPテレフォニー関連製品の販売のほか、ネットワーク・セキュリティサービス、クラウドサービスなど関連するサービス分野で多くの実績があります。
また、2014年4月に日立グループが実施したIPテレフォニー関連事業の再編により、IPテレフォニーに関するワンストップサービスの提供体制をさらに拡充し、新たなサービスの提供を推進しています。
「所有」から「利用」というIT環境の変化に伴い、コスト削減、システムの柔軟化、処理能力向上などを目的として幅広い分野でクラウドサービスの利用が拡大しています。しかし、IPテレフォニーの分野においては、自社の規模に応じたIP-PBXを導入して内線電話システムを構築するのが一般的でした。近年の競争環境の激化、ワークスタイルの多様化、グローバル化の進展などに伴い、より低コストで付加価値の高い内線電話システムを導入したいというニーズが高まっていました。
こうした背景を踏まえ、日立システムズは「NETFORWARD クラウドPBXサービス」を販売開始します。本サービスは、高機能なIP-PBXの制御機能を日立システムズのデータセンターから、割安なクラウドサービスとして提供する内線電話システムです。FMC(*2)連携サービスや、スマートフォンでのグローバル内線サービスなどの機能を、内線1番号あたり月額サービス料金650円(税別)から利用可能です。これにより、従来は機能が限定的な中小規模向けのIP-PBXを利用していたユーザーも、高機能なIP-PBXを手軽に導入できるようになるほか、IP-PBXに関わる運用管理負担を軽減できます。
*2FMC(Fixed Mobile Convergence):携帯電話端末を企業などでの内線電話端末として利用できるようにするサービス。
日立システムズは、今回新たに販売開始する「NETFORWARD クラウドPBXサービス」を拡販し、2018年度末までにIPテレフォニー事業全体で累計300億円の販売をめざします。また、ワークスタイル改革を支援するソリューションの一つとして、他の関連ソリューションと組み合わせて提供していきます。
詳細はこちらから (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。