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【ムンバイ(インド)2015年9月30日PR Newswire=共同通信JBN】インドステイト銀行(State Bank of India、SBI)は、ステイト銀行グループ全体の企業社会責任(CSR)活動のための非営利団体SBI Foundation(SBI財団)を設立した。
インドステイト銀行のアルンダティ・バッタチャリヤ会長は「われわれインドステイト銀行は、社会サービスの輝かしい歴史を誇る先駆者である。当行は長年、社会的弱者にさまざまな方法で手を差し伸べ、支援するため、利益の一部を行使してきた。従って、われわれはこのような伝統が効率的かつ可能な限り影響力を及ぼすやり方で実行されることを保証する目的でSBI財団を設立した。われわれは本日、当行グループが教育、ヘルスケア、生活手段の分野で貢献し続けることを約束し、われわれが接触する数百万の生命が永らえ続け、すべて弱者が保有する可能性ぎりぎりまで生活を全うすること基本的に保証する。SBIはさらに、SBI財団を通じてバンキング事業を超えたサービスを継続することに専念する」と語った。SBI財団は国連人口基金(UNFPA)と覚書を交わし、相互に関心があるプロジェクトにおける協力合意を図るために国連ウィメン(UN Women)、世界銀行と話し合っている。
▽SBIの旗艦プログラム(flagship programmes)
SBI Youth for India:インドの有力なNGOと提携してインドステイト銀行が資金供与し、管理する独自の1年間のフェローシップ・プログラム。同プログラムはインドの賢明な若者に1つの枠組みを提供し、地方コミュニティーと協力する。
Rural Self Employment Training Institutes(地方自営業訓練所、RSETI):失業問題を緩和する目的で、SBIが国内に117のRSETIを設置し、地方の人々に無料の食事、宿泊を提供し、無料でユニークかつ集中的な短期の家内自営業、職業訓練、各種プログラムを提供する。
SBI Children's Welfare Fund(SBI子供福祉基金)は、極貧、孤児、身体障害、恵まれない子ども向けの福祉プロジェクトを支援するため1983年にSBIによって設立された。基金は当初元金44万ルピー(約6600米ドル)で設立され、現在は1億ルピー(約150万ドル)になっている。資金を集める別の手段は、同行従業員の寄付金とは別に、年次報告書のソフトコピーを求める株主1人あたり100ルピーを献金してもらうことである。
インド政府は推進するSwachh Vidyalaya(クリーン・スクール)運動による公衆衛生に関連して、SBIはインドの多くの地域で必要とする学校にトイレの設置を始めた。
▽問い合わせ先
Vinod Pande
dgm.csr@sbi.co.in
ソース:State Bank of India
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