弊社では、学習済ニューラルネットの販売、サービス提供事業の一環として2015年8月より、ディープラーニング(深層学習,Deep Learning)による高精度な67種類の猫を一瞬で識別するAPI「この猫なに猫」を提供しております。このAPI機能を使用して作成された「なに猫マッチング」( (リンク ») )が、弊社APIを提供しているマッシュアップアワード( (リンク ») )のメタデータ賞受賞作品となりました。専門画像認識の特性を逆手に取ったアイディアや、API機能をフルに活かした点が評価され、審査評には、「猫種判定APIを専ら人の顔がどの猫にどれだけ似ているか判定するのに使った着眼点に脱帽です。合コンやお見合い等で相手の写真を撮らせてもらう口実になり、本当に楽しく使うことができそうです。」とあります。「なに猫マッチング」がこのように素晴らしい作品のため、弊社で買い取り、Webサービスとして提供することを決定しました。
■「なに猫マッチング」の機能
「なに猫マッチング」は、2枚の人物(など)の画像がどの猫にどれだけ似ているかのランク、数値から、猫同士の相性に鑑みて人間の相性を一瞬で判定します。「なに猫マッチング」の下記画面からアップロードされた2枚の画像は、「この猫なに猫」APIの学習済ディープラーニングの画像認識機能により約0.02秒で上位5種の猫を判定され、その結果から2人の相性を診断します。
例えば、この実行例では、男性がエイジアン種が類似度1位(青い横棒が最長)で、2位(黄色い横棒)がエキゾジック・ショートヘア、女性はシンガプーラが圧倒的1位で、2位がエイジアン種と判定されました。この1、2位の共通性や、異種の猫間の相性の内部データベースから、「なに猫マッチング」は独自のアルゴリズムによって相性値「61点」を算出。「もっとお近づきになりたいニャ!」とのメッセージとともに、2人の相性診断結果を出力します。
猫種を高精度に認識する専門の学習済ディープラーニング「この猫なに猫API」の能力を取り込んで、人の顔を猫とみなして科学的に根拠のある相性診断は、乱数や字画数による占いアプリとは一線を画するものといえるでしょう。「なに猫マッチング」は次のURLからPC,スマフォ、Pad, Kindle Fire等の端末で自由にお使いいだけます。
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■人間同士をはじめ、コミュニケーションツールとして活用
合コンやお見合いパーティーの話のネタによし、飼っている猫同士のお見合いにもよし、異世代間の交流にも、好きな著名人との妄想にもご活用いただけます。類似度や共通点の有無にかかわらず、会話をはじめるきっかけや親睦を深めるきっかけになることでしょう。弊社社員の1人は飼う猫を最終決定する際に、自分との相性を「なに猫マッチング」に各猫の写真と自分の顔を投入することで診断し、決定する予定です。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
□ メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、セマンティック技術の応用ソフトウェア会社として設立。以来、様々な人工知能エンジンを開発してまいりました。人間が人工知能(AI)を使いこなし、より創造性豊かな仕事と暮らしを目指す、両者が共存する社会ビジョンの下、人間の得意な価値判断等の諸業務と人工知能の得意な作業を有機的に組み合わせて業務フローを再構築するご支援をいたします。人手では分析しきれないビッグデータに囲まれた時代に、多岐に渡る分野のデータ分析により問題を解決し、社会貢献につとめていく所存です。本リリースの関連では、画像認識のAPI化や、API活用により新サービス、ビジネスモデルを考案・実証評価するコンサルティングサービスも提供しております。
□ 本件に関するお問い合わせ先
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担当:大西 onishi@metadata.co.jp
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