「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名する企業および団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則に賛同する企業トップ自らのコミットメントのもとに、その実現に向けて努力を継続しています。
アルカテル・ルーセントのCSR活動に関して
アルカテル・ルーセントでは2015年度、5つの優先的な取り組み(CSR活動)を実施しました。
● 環境:持続可能な環境のための技術革新:エネルギー効率を上げ、サステナブルでエコなネットワークを構築するための革新的なソリューションの開発
● 職務上の倫理:違反の根絶(コンプライアンス違反は例外なく処罰)
● サプライヤー:サプライヤーにもアルカテル・ルーセントのサステナビリティの規定を遵守および改善していただく
● 従業員:ダイバーシティー(多様性)で高いスキルを持った従業員が顧客の要望に質の高い仕事で応える
● アルカテル・ルーセント基金:若者たちがデジタル時代にクリエイティビティーを発揮できるようなサポート体制
特にIT企業としての特徴を活かし、デジタルデバイドの課題に積極的に取り組み、6万人にもおよぶ社会から取り残された若者たちのITリテラシーを改善させるプログラムを様々な国で実施しています。
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン入会の背景
日本国内では、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンへの入会をきっかけに国連グローバル・コンパクト(UNGC)が掲げる「人権」、「労働」、「環境」、「腐敗防止」の4分野の取り組みを強化したCSR活動を実施していきます。
2015年9月の国連総会で正式採択された「2030年をゴールとする17の持続可能な開発目標」のうち、アルカテル・ルーセントでは特に下記の3つ目標達成のために活動を継続していきます。
1.「レジリエントなインフラ構築、包括的かつ持続可能な産業化、イノベーションの拡大」という目標に沿った「持続可能な環境のための技術革新」を自社の活動として継続していく。
2. 「ジェンダー平等」目標に基づき、人材の多様性を企業の力の源とし、持続的発展につなげる為、「ダイバーシティー(多様性)で高いスキルを持った従業員が顧客の要望に質の高い仕事で応えることの出来る環境づくり」に努める。
3. 「包括的かつ公平な質の高い教育の提供」という目標に沿って、若者たちがデジタル時代にクリエイティビティーを発揮できるようなサポートの一環として「アルカテル・ルーセント基金」の運営を継続していく。
国連グローバル・コンパクト(UNGC)の4分野/10原則
人権
● 原則1:企業は、国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重すべきである
● 原則2:企業は、自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである
労働
● 原則3:企業は、組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持すべきである
● 原則4:企業は、あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持すべきである
● 原則5:企業は、児童労働の実効的な廃止を支持すべきである
● 原則6:企業は、雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである
環境
● 原則7:企業は、環境上の課題に対する予防原則的アプローチを支持すべきである
● 原則8:企業は、環境に関するより大きな責任を率先して引き受けるべきである
● 原則9:企業は、環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである
腐敗防止
● 原則10: 企業は、強要と贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗の防止に取り組むべきである
<国連グローバル・コンパクト(UNGC)について>
各企業および団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することで、社会の良き一員として行動し、持続可能な発展を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)にて、コフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、2000年7月26日に、ニューヨークの国連本部で正式に発足しました。現在(2015年7月時点)では世界約160カ国で13,000を超える団体(そのうち企業が約8,300)が署名し、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野/10原則を軸に活動を展開しています。
国連グローバル・コンパクト本部サイト(英語): (リンク »)
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンサイト(日本語): (リンク »)
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2015年の売上高は132億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
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<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト): (リンク »)
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。