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【トリバンドラム(インド)2015年12月16日PR Newswire=共同通信JBN】旅行・輸送・物流技術の世界的な大手企業アイ・ビー・エス・ソフトウェア(IBS Software)は16日、Blackstone(NYSE:BX)が運営するファンドから、少数株式の提供と引き替えに1億7000万ドルのプライベートエクイティー(PE)投資を受けると発表した。アイ・ビー・エスに2007年から投資している大手成長株投資企業のGeneral Atlanticやその他の株主企業を、Blackstoneが買収する。取引は通常の規制当局の承認を得て、1カ月以内に完了する見通しだ。
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アイ・ビー・エスが国際的なPE企業から資本投資を受けるのはこれが2回目。アイ・ビー・エスが操業する業界での地位の向上を表すと広く認められている。世界9カ所のオフィスに約3000人の専門家を配置するアイ・ビー・エスは、世界の優良航空会社や巨大空港、大手クルーズ会社、主要旅行会社、トップクラスの石油・ガス会社に新世代の各種ソフトウエア製品を提供している。Blackstoneは世界最大の代替資産運用会社で、運用資産総額は3340億ドルを超える。
アイ・ビー・エス・グループのV・K・マシューズ創業者兼会長は「国際的な一流PE企業による投資は、当社の業務や財務力の妥当性と意義だけでなく、当社の業界ビジョンや事業モデル、企業統治基準の有効性を強く裏付けている。Blackstoneの傘下企業やその旅行・ホテル業界での幅広い実績は、当社と大きな相乗効果が見込まれる」と述べた。
アイ・ビー・エス・ソフトウェアのラジブ・シャー最高経営責任者(CEO)「今回の提携はアイ・ビー・エスの役員会を強化し、経営の幅を広げ、実証済みの専門技術を役立てて、営業圏が拡大することになる。Blackstoneの世界展開と専門技術を生かして、当社は従業員と顧客、株主へより長期の価値を与えられる。当社が積極的な成長戦略で次の段階に進む中で、Blackstoneを迎えられることは素晴らしい」と話した。
Blackstoneのインド法人でシニア・マネジングディレクター兼PE共同ヘッドを務めるアミット・ディキシット氏は「アイ・ビー・エスは世界中の航空・旅行・ホテル業界で知的所有権を持つ貴重なソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)企業だ。その経営チームと、国際有名顧客へ重要なソリューションを供給してきた実績には強い印象を受けている。深い専門知識と製品群、多数の有名顧客を抱えるアイ・ビー・エスには飛躍的成長が見込める」と指摘した。
今回の取引の結果、2007年にアイ・ビー・エスの最初のPE投資家となったGeneral Atlanticは株主から外れるが、アイ・ビー・エス・ソフトウェアの大まかな株主構成に大きな変化はない。General Atlanticのインド・東南アジア担当のマネジングディレクター、サンディープ・ナイク氏は「われわれが投資した時からアイ・ビー・エスを大きくしてきた経営チームに感謝する。われわれの投資期間の同社の成長と成熟は目覚ましいものだった。アイ・ビー・エスが成長の旅を続け、新しい水準へ成長するために、Blackstoneへバトンを渡すことは喜びである」と述べた。
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Bratati Ghosh
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ソース:IBS Software
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