Geneva, Switzerland, Feb 3, 2016 - ( JCN Newswire ) - 2015年通期決算
- ユニオン・バンケール・プリベ(UBP SA 、以下UBP)の運用資産は、機関投資家およびクーツEMEA(欧州・中東・アフリカ)買収による資金インフローがあったことから、11.5%増加して、1,100億スイスフランとなりました。
- 営業利益(リストラ費用および引当金を除く)は、主にマイナス金利や為替の影響などを受け、とりわけ困難な状況のなか、2014年末時点の1億6,300万スイスフランからわずかに減少し、1億5,200万スイスフランに達しました。
- 純利益は、クーツEMEA統合関連の1回限りのコストおよび米司法省のスイス銀行プログラムとの和解費用(1億8,800万米ドル)を相殺し、2,520万スイスフランとなりました。
例外的な要因の影響を受けた業績
事業収入は、新しいボラティリティ、マイナス金利、非常に強い通貨など、とりわけ困難な市場状況にもかかわらず、安定的に推移し、7億5,000万スイスフランに達しました。(2014年度末は7億6,800万スイスフラン)営業費用は、クーツEMEA統合費用および新たな規制を導入するために多額の費用を要したことを考慮すると、わずか2.4%の増加にとどまりました。
2015年12月31日時点の運用資産は1,100億スイスフランとなりました。これは前年度から11.5%の増加で、機関投資家およびクーツEMEA買収によって獲得した顧客からの資金インフローによるものです。資金インフロー純額の合計額は157億スイスフランとなり、あわせて40億スイスフラン近くにのぼるとされる、市場ボラティリティとスイスフラン通貨高の影響を相殺しました。
UBP最高経営責任者(CEO)のGuy de Picciottoは、次のように説明します。「厳しい市場環境にもかかわらず、営業利益は当行プライベートバンキングおよびアセットマネジメント事業における回復力を反映しています。これは主に、当行において十分にコスト管理ができていたこと、そして運用資産が急増したことによるものです。」
健全な自己資本
クーツEMEA買収後、UBP の自己資本(Tier1)比率は24%です。この値はバーゼルIIIおよびFINMAが定める最低水準を大幅に上回ります。UBPは最高水準の資本基盤を維持しており、今後さらに、個人および機関投資家向けのウェルス・マネジメント事業を拡大してまいります。
ユニオン・バンケール・プリベ(UBP)について
UBPはスイス大手のプライベートバンクで、最高水準の資本基盤を維持しています。2015年12月31日時点の自己資本(Tier1)比率は24%です。UBPは、個人および機関投資家向けのウェルス・マネジメントを専門としています。ジュネーブに本拠を置くUBPは、世界におよそ25の拠点を有し、約1,450名の従業員を擁しています。2015年12月31日時点の運用資産額は1,100億スイスフランでした。 www.ubp.com
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Bernard Schuster
広報グループ責任者
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