ビッグデータを通じてマーケティングを強化するInformatica Marketing Data Lake

マーケティング担当者が抱える困難な課題の解決を、次世代アナリティクスが支援

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2016-06-01 00:00

米国サンフランシスコ「Informatica World」発 - 2016年5月24日:マーケティングの責任が増し、マーケティング担当者もそれに喜んで応えようとしています。 オンライン広告入札管理からウェブテクノロジー、マーケティング自動化、CRMに及ぶ多くの独立したアプリケーションに何年も投資したにもかかわらず、ほとんどのB2Bマーケティング組織では依然として「さまざまなマーケティングのタッチポイント、プログラム、チャネルの価値とは何か?」「マーケティングによって、機会と見込み案件の進捗が推進されるだけなのか、それとも実際に売上が伸びるのか?」といった重要な疑問を解決するのに悪戦苦闘しています。すべてのマーケティングアプリを統合して利用できない場合、当て推量で行動し、エンドツーエンドではなくマーケティング部門ごとに最適化せざるを得ません。

データ管理ソリューションの世界第1位プロバイダーであるインフォマティカは、マーケティングが情報を把握できないこれまでの問題を、新しく革新的なMarketing Data Lake製品で取り除き、マーケティングに関連するすべてのデータにマーケティング担当者が自分でアクセスできるようにします。インフォマティカは過去9か月にわたる独自の市場展開でビッグデータマーケティング手法のテストを重ね、Informatica Intelligent Data Lake上に世界初の商用Marketing Data Lakeを構築し、2016年6月から提供します。その根底にある原則と仕組みは、「The Marketing Data Lake, or How a New Generation of Marketing Analytics (and a Big Data Mindset) Changes… Absolutely Everything」と題する新しい電子ブックで詳しく説明されています。

「企業内のすべての組織で、最も重大なデジタル変革を経験するのはマーケティングです」と、インフォマティカのマーケティング担当シニア・バイス・プレジデントであるフランツ・アマン(Franz Aman)は述べています。「これまで、マーケティング担当者が投資の正当性を証明するのは、多くの場合困難でした。これが、インフォマティカが今すぐ利用できるテクノロジーとビッグデータを活用して、信頼できる俊敏なマーケティングマシンの構築を手掛ける理由です。インフォマティカが製品化に注力した結果、Informatica Marketing Data Lakeは革新的なものになりました。テクノロジーの統合は、マーケティングで一番の問題でしたが、すべてのプラットフォーム、サイロ、チャネルを横断して統合されるエンドツーエンドビューを提供するMarketing Data Lakeにより、ついに解決します。マーケティング担当者が顧客および見込み客と企業との関係について知りたいことのすべてを、製品およびマーケティングプログラムとのエンゲージメントや、どのキャンペーンが重要な売上をもたらすかを含めて分析できます」

マーケティングは、長い間、コストセンターまたは自由裁量による支出とみなされてきました。Informatica Marketing Data Lakeによりデータ主導のマーケティング担当者は、データをマーケティング投資の収益率を最大化するために活用できるようになり、マーケティングを収益を生み出す事業部門に変換することができます。例えば、インフォマティカのチームは、ヒートマップを使用して、ウェブトラフィックやその他のマーケティングエンゲージメント(アカウントレベルでの電子メールのクリックなど)の高まりを検出することできました。そして的を絞った電話営業によるフォローアップを行うことができました。特定の製品やソリューションへの関心についてのデータを含む、アカウント固有のダッシュボードにより、電話で見込み客と有意義な会話を交わし、非常に容易に成功率を上げることができました。インフォマティカにはそのデータがあったため、チームは取引を加速させることができました。

「顧客と見込み客に関する多様なソースからのデータを格納する単一のプラットフォームと、事業部門を横断するデータの一貫性のあるセキュアなエンタープライズビューを持つことは、当社のCustomer 360ビジョンの基盤です」と、Transamericaのイノベーションおよびアーキテクチャ担当バイス・プレジデントであるビシャル・バンバ(Vishal Bamba)氏は述べています。「顧客情報を、エンドツーエンドのカスタマージャーニーに統合して関連付けるのにかかる時間も、数週間から数時間に短縮できました。Marketing Data Lakeによって、Transamericaは新しいインサイトを得ることができ、マーケティングは的を絞ってパーソナライズ化したプログラムを顧客に提供できるようになります」

インフォマティカはMarketing Data Lakeソリューションを毎日テストしています。企業はこれを使用して、継続的に有望な見込み客との交流を探り、マーケティング活動を確認、分析、評価しています。Marketing Data Lakeは、インフォマティカのマーケティングに大きな影響を与えました。Marketing Data Lakeがインフォマティカを変革した分野は、次のとおりです。

・ 包括的なデータ
インフォマティカはMarketing Data Lakeを使用して、Marketo、Salesforce、Adobe Analyticsなど多くのマーケティングアプリでデータを統合します。加えて、Latticeが予測リードスコアを提供し、Demandbaseが人口統計とソーシャルデータを提供します。さらに、Tableauが統合されたデータの包括的なリアルタイムビューを提供します。このソリューションは、ユーザーが予定の売上に到達できるようにする、総合的なビューを提供します。インフォマティカのマーケティング担当者は、現在、多様なアプリケーション全体にわたるアカウントビュー、製品への関心に関する正確なビュー、顧客とのエンゲージメントを一貫してパーソナライズする機能を活用できます。

・ 予測アナリティクス
Marketing Data Lakeにより、インフォマティカは、大規模かつ多様なデータソースをかつてないほど高速かつ柔軟に処理することができます。これにより迅速なイノベーションが可能になり、以前では決して検討されなかった質問に対する分析を求めることができます。Marketing Data Lakeがあれば、インフォマティカのマーケティング担当者は、将来問われるであろう質問や、いつか追加する可能性がある新しいソースを予測する必要はありません。

・ マーケティングのアジリティ
Marketing Data Lakeは、インフォマティカに、インサイトを得るため、そしてビッグデータを業務上の価値に変換するプロセスを迅速に自動化するために必要なアジリティをもたらします。これにより、マーケティングキャンペーンの効果、コンバージョン率、顧客エンゲージメント、そして売上が向上しました。

・ データの複雑性の処理
インフォマティカのマーケティング担当者は、完全に構造化されたデータ以外も処理することができるようになります。Marketing Data Lakeによりインフォマティカは、Salesforceのテキストフィールドなどの半構造化データや、Twitterフィードやその他のソーシャルメディアデータからのテキストのような非構造化データを保存および活用できます。さらに、構築と維持のコストが極めて低く、ほぼ無制限にデータを格納することができます。

DeloitteとInformatica Marketing Data Lake
Deloitte Consultingのデジタルマーケティングおよび顧客アナリティクス担当パートナーであるエド・シー(Ed See)氏は「Deloitteは、企業が長期的な顧客関係を作り、スマートアナリティクスを通じて利益を上げることを支援します」Deloitteが持つ深い業界知識と技術的なノウハウをInformatica Marketing Data Lakeと組み合わせることで、顧客はマーケティングROI、顧客ロイヤルティ、営業効率を向上させることができます。両社は共同して、断片化したマーケティングデータをビジネス上の価値に変換します」述べました。

Marketing Data Lakeは、あらゆる業界の企業が活用できます。次のような使用事例があります。

・ アカウントベースのマーケティング
アカウントの総合的な可視性は、強力なコンセプトですが、現在のほとんどのマーケティングアプリは、アカウント中心ではなく、リード中心に考えられているため、実現が難しくなっています。Informatica Marketing Data Lakeは、さまざまなソースからデータを結合し、複数チャネルにわたるマーケティングインタラクションのアカウントベースのビューを作成してABMをサポートするため、クロスセルやその他の機会をより簡単に特定できます。

・収益モデリングの向上
予測モデリングから製品バスケットや購買傾向の分析までの高度な分析を行うため、Informatica Marketing Data Lakeはデータサイエンティスト向けにデータパイプライン管理を簡素化し、一部ではなくすべてのデータへのアクセス権を与えます。データサイエンティストは、Revolution、H20やSparkRなど、愛用のツールを選択できます。

・ セグメント化とパーソナライゼーション
Informatica Marketing Data Lakeにより、対象者をこれまでにない粒度で意味のあるセグメントに分割することができます。これは、広範な関連変数、タッチポイントやチャネル全体での個々の顧客の行動のインサイト、さらに予測モデリングで採点される購買傾向に基づいています。

提供時期
Informatica Marketing Data Lakeは、2016年の第2四半期(4-6月)または第3四半期(7-9月)に発売が予定されています。

追加情報
・電子ブック(英語):The Marketing Data Lake, or How a New Generation of Marketing Analytics (and a Big Data Mindset) Changes… Absolutely Everything
(リンク »)

・ブログシリーズ(英語):Naked Marketing
(リンク »)

・ソリューション概要(英語):卓越したカスタマーエクスペリエンスを実現するビッグデータ管理
(リンク »)

・エグゼクティブブリーフ(英語):Intelligent Data Lake
(リンク »)

今後のインフォマティカの製品とソリューションに関する最高製品責任者(CPO)アミット・ワリア(Amit Walia)のビジョンについては、こちらをご覧ください。
(リンク »)

インフォマティカについて
データが世界を動かす今日、インフォマティカは全力でデータに取り組んでいます。企業には、クラウドデータ、ビッグデータ、リアルタイムデータ、ストリーミングデータに対応するビジネスソリューションが必要です。インフォマティカは、世界No.1のデータ管理ソリューションプロバイダーとして、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境に向けたソリューションを提供しています。世界7,000社以上の企業がインフォマティカのデータソリューションを活用してビジネスを革新しています。インフォマティカに関する詳細は、インフォマティカ・ジャパン株式会社(代表:03-6403-7600)までお問い合わせいただくか、インフォマティカのWebサイトwww.informatica.com/jp/をご覧ください。

本プレスリリースに記載されている全ての情報は2016年5月24日現在のものであり、インフォマティカは新しい情報や今後発生する出来事に基づいて本プレスリリースに記載した将来の見通しに関する記述を更新したり改訂したりする意図はなく、またその責任を有しません。さらに、説明されている製品または機能の開発、リリース、時期は、インフォマティカが独自に決定するもので、購入の判断基準にはなりません。また、将来、特定の製品や機能を提供することの表明や保証、約束をするものではありません。

本リリースに関する問い合わせ先
インフォマティカ・ジャパン株式会社 広報代行 株式会社プラップジャパン
TEL: 03-4580-9109
E-mail: infa@ml.prap.co.jp

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※商標等について: InformaticaおよびIntelligent Data Lakeは、米国およびその他の国におけるインフォマティカの商標または登録商標です。その他すべての企業名および製品名は、各社が所有する商号または商標です。

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