文京学院大学、“災害弱者“となりうる「外国人」対応を重点項目に文京区と災害時に関する相互協力協定を締結

文京学院大学

From: Digital PR Platform

2016-06-20 15:00


文京学院大学(東京都文京区/学長:工藤秀機)は、東京都文京区との間で、6月23日(木)、「災害時における相互協力に関する協定」を締結します。本協定に基づき本学では、大規模災害が発生した際、一時避難施設として本郷キャンパスを一部提供し、その管理・運営サポートを本学スタッフが行います。その際、“災害弱者“となりうる「外国人」への対応体制を整備します。また、平常時にも外国人の防災意識を高めるため、本学制作の外国人向けの「地震 防災マニュアル」を文京区内の公共施設で配布します。


【 協定締結の背景 】

文京学院大学は、4学部10学科を擁し、「地域に根ざし、社会に開かれた大学」として、大学が有する研究成果や人的資源を活用した社会的課題の解決に取り組んでいます。その一つとして現在取り組む分野が、災害発生時に“災害弱者”となりうる「外国人」に対する施策です。今年3月には、地震を経験したことのない外国人などに向け、初動に特化したインフォグラフィック版の「地震 防災マニュアル(文京区版)」を制作し、配布しています。これらの取り組みを更に推進すべく、この度、文京区との相互協力協定の締結に至りました。


【 協定締結の内容 】

今回締結する協定では、文京区地域防災計画に基づき、帰宅困難者の安全確保を目的に、本学が本郷キャンパスの一部施設を提供します。キャンパス施設の提供にあたって特に重点項目としたのが、異なる言語がゆえに情報弱者となり、結果、災害弱者となりうる「外国人」への対応です。本学は「外国語学部」を擁し、異文化理解や国際交流等のプログラムを長年実施しているため、積極的な外国人対応が可能です。災害発生時には、キャンパス内の施設表示の多言語対応や、大学の教員・職員ならびに留学生が外国人の対応サポートを行います。更に今回は、災害発生時だけに留まらず、災害発生の前段階からの外国人の防災意識向上が重要との考えから、今年3月、英語版と中国語版の2言語で制作した「地震 防災マニュアル(文京区版)」を文京区内の公共施設で配布する予定です(マニュアル詳細は次頁)。


【締結式の概要 (ご取材をご希望の際は下記問い合わせ先までご一報ください) 】

日時 : 2016年6月23日(木) 13時00分
場所 : 文京区役所 16階 応接室( 住所:東京都文京区春日1-16-21 )
出席者 : 文京区長 成澤廣修、文京学院大学 学長 工藤秀機


< お問い合わせ先 >
文京学院大学(学校法人文京学園 法人事務局総合企画室) 三橋、谷川 電話番号: 03-5684-4713



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外国人の防災意識向上を図る外国人向け「地震 防災マニュアル」
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本学が外国人向けに制作した「地震 防災マニュアル(文京区版)」は、地震の経験や知識がない外国人でも地震発生時の初期段階で適切な初動対応ができるよう内容を絞り、また、内容が瞬時に理解できるようインフォグラフィックを用い作成しています。英語版と中国語版の2種類の用意があり、協定締結後の6月から文京区内の施設で順次配布を予定しています。

■配布予定施設
 ・文京区防災課窓口
 ・文京区戸籍住民課窓口
 ・各地域活動センター(9カ所)窓口 など


特長1)取るべき行動を瞬時に伝える「インフォグラフィック」を採用
地震の経験や知識の有無に関わらず、言葉の壁を超える「インフォグラフィック」で制作することで、緊急時においての取るべき行動を瞬時に伝えることができます。

特長2) 震災発生時に行動すべき必要最低限の「初動」に特化
日頃の準備、避難生活などさまざまな項目をカバーする従来の地震関連の書籍やマニュアルとは異なり、自分の判断と行動が必要な“最初の5分”のみに特化した内容で構成されています。

特長3) パスポート等と一緒に持ち運べる「携帯性」と「耐久性」を重視
常時携帯して地震発生時でも素早く取り出し参照できるようにパスポートやガイドブックに挟める折り畳み式のコンパクトサイズになっています。また、紙は、破れや裂けに強く、耐水性・筆記性に優れたストーンペーパーを使用しています。


本マニュアルは、表裏両面を使い、表面には災害対応情報などの情報を記載し、非常食の新たな備蓄法「ローリングストック法」や文京区の避難場所の地図を記載しています。また、裏面は地震発生からの5分間を、どう対応するかについて「身を守る」「避難の準備」「情報収集」「避難の判断」の4つのステップで説明しています。
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