災害が起きたときに懸念していること、こわいと思うことは？　～くらしの「気になる！」を徹底調査「SUUMOなんでもランキング」～

株式会社リクルート住まいカンパニー（本社：東京都中央区 代表取締役社長：野口孝広）が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO（スーモ）』は、住まいや暮らしに関する様々なアンケート結果を「SUUMOなんでもランキング」としてご紹介しています。今回は「自宅や出先で災害が起きたときに懸念していること、こわいと思うことは？」というテーマの調査結果をまとめましたのでお知らせします。

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災害時の携帯はつながらない……。家族や友人と連絡がとれないことが一番の不安
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9月1日といえば防災の日。近年、実際に起きた災害の経験から、「災害はいつ起きてもおかしくないもの」と、地震や土砂災害などに対する意識も変わりつつあります。そこで今回は、自宅や出先で災害が起きたときに懸念していること、こわいことを聞いてみました。

1位は3人に1人が回答した「家族や友人と連絡がとれなくなる」こと。「年をとった母が心配」だったり、「子どもと離れているときだったらと考えると不安」など、日中離れて過ごしている家族や友人を気遣うコメントが多く挙げられました。また、「東日本大震災のとき、携帯がつながらなくて不安で死にそうな気持ちだった」といった、過去の経験からのコメントもちらほら。毎月1日、15日には災害用伝言ダイヤル「171」の体験利用も可能なので、あらかじめ利用の練習をしてみてもいいかもしれませんね。

2位は「水が出なくなる」27.9％。飲み水はもちろん、トイレやお風呂など、水は生命線。災害時は水道もいつ復旧するか分かりません。飲み水だけでなく、生活に必要な水の確保は最重要課題です。3位は「食糧がなくなる」で22.4％。ここまではすべて20％を超えていて、関心の高さがうかがえます。食糧に関しては、「ただでさえ不安なのに、食糧がないとかなり不安に感じる」「１週間分くらいの食料は確保しているが、すぐなくなりそうでこわい」などのコメントが。4位以下は「トイレが流せない」「交通網のまひ」「お風呂に入れない」などの不安が続きました。

9月1日の防災の日には、学校や企業、自治体などでも避難訓練が行われるところも多いので、こういった訓練に参加すると、実際に災害が起こったときに役立つ知識が増え、災害への不安が少し軽減します。いざというときに慌てないためにも、ぜひ参加して知識を蓄えておきたいものですね。


＜調査概要＞
【調査実施時期】2016年4月6日～2016年4月7日
【調査対象者】全国の20～59歳までの男性208名・女性208名
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】416



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【フリーコメント抜粋】
悪臭で気分が滅入りそう」「寒い時期は生命にかかわる」「自由がないのはつらい」など
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●家族や友人と連絡がとれなくなる：親族が遠く離れたところに住んでいるから。（53歳・女性）
●食糧がなくなる：自分は大丈夫だけど、子どもと夫にだけは食べてもらいたい。（32歳・女性）
●トイレが流せない：悪臭で気分が滅入ったり、病気になったりしそう。（53歳・女性）
●電気がつかない：乳児がいるのと、寒い時期だと生命にかかわるので。（32歳・女性）
●建物から出られない：自由がないというのが、一番精神的につらいだろうから。（36歳・男性）
●エレベーターがとまる：閉所恐怖症だから、閉じ込められたらと思うと怖い。（24歳・女性）
●交通網のまひ：前回の震災のとき、家族がばらばらで翌日まで会えなかったから。（53歳・女性）
●お風呂に入れない：お風呂が好きで、一日一回は入らないと気持ちが悪いので。（48歳・男性）
●大事なものをなくしてしまう：買い直せないからつらい。（26歳・女性）


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てアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表してまいります。


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