学内の学生向けクライアントサービスについては、従来、クライアント端末へサーバー上に保存されている単一のOSイメージをダウンロードするネットブート型で提供されていました。しかしながら、PCの立ち上げからログイン画面に進むまでの過程や、ログインそのものに3分程掛かってしまうなど、利用者の利便性に課題がありました。そのため、学生が授業前の休み時間中にPCを立ち上げなければならず、円滑な授業進行の面でも障害となっていました。また、この環境では、授業に必要な新しいソフトウェアを導入する際にコンピュータ教室を一時利用停止や夜間休日での対処を余儀なくされるなど運用面での負荷もありました。そこで、既存のシステムがリプレースの時期をむかえたこともあり、仮想デスクトップ環境の構築を検討されることとなりました。
デスクトップ仮想化基盤構築にあたっては、事前の検証によりストレージが重要であることや、HDDベースのストレージではログイン時間の課題が解決できないことが分かっていたため、オールフラッシュストレージおよびハイブリッドストレージの両方の検討を2014年11月に開始しました。検討当初はオールフラッシュストレージが高額であるという事や、耐久年数に懸念があったものの、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ製品の持つ優れたデータ削減機能や、高いI/O性能とコストパフォーマンスそして、ピュア・ストレージの独自のアップグレードモデルやサポート体制を評価し、2015年6月にピュア・ストレージの「FlashArray 405」の採用を決定されています。そして2016年4月に導入が完了し、現在では300台分の仮想デスクトップが安定的に稼働しています。
「FlashArrayシリーズ」導入による主な効果は以下の通りです。
・運用管理効率の向上
授業直前などPC起動が集中する場合、ログインするまでに3分近く掛かっていた時間が80秒程度に短縮され学生の利用効率が向上。また運用管理においても、限られた人材リソースや時間の中でも、管理コンソール画面にてデータ削減率、圧縮率を可視的に確認できるため、シンプルかつスムーズな運用を実現
・卓越したコストパフォーマンス
高効率・高パフォーマンスのインライン重複排除および圧縮機能により、通常のストレージに収容する場合と比較して15分の1程度までデータを削減。当初の設計では想定していなかった用途にもストレージを活用することが可能に
京都橘大学では、今後学生の利便性向上のため仮想デスクトップ端末数を増加させ、PC環境にアクセスできる教室やフリースペースも増やしていくことを目指されています。また、現在は学生向けだけとなっている仮想デスクトップ環境を大学職員向けにも拡大していくことも検討されています。
なお、本システムは、当社販売パートナーである京都電子計算株式会社の検証支援などの協力により選定・導入が決定しています。
■京都橘大学について
京都橘大学は、「自立」「共生」「臨床の知」という教学理念を掲げ、人文・教育・社会・医療系の多様な学部・学科を設置し教育・研究を行われています。
2017年に、学園創立115周年、大学開学50周年を迎える京都学園および京都橘大学。社会で求められる人材を育成する学部・学科の設置など改革を行い発展し、さらなる成長と充実に向けた第1歩として2015年11月に竣工した響友館をはじめ、学生たちがグループワークなどで自由に使用できるラーニングコモンズなどの施設を充実させています。大学開学50周年を機に、ますます社会とのつながりを強め、より存在感のある大学になるために取り組みを進められています。
■ピュア・ストレージについて
ピュア・ストレージ(NYSE:PSTG)は、かつてない方法でビジネスの変革を促進します。無停止のソフトウェア志向のストレージテクノロジーに顧客が利用しやすいビジネスモデルを組み合わせて、パフォーマンスと効率性を低コストで飛躍的に向上させ、ビジネスとITの変革を推進します。ピュア・ストレージの「FlashArray//m」は、最もシンプルかつ迅速で洗練されたデータセンターテクノロジーです。また、「FlashArray//m」は、ビッグデータへの移行やパフォーマンス集約的なワークロード(クラウドコンピューティング、データベースシステム、デスクトップ仮想化、リアルタイム分析、サーバー仮想化など)に最適なソリューションです。さまざまな業界(クラウドベースのソフトウェア/サービスプロバイダー、コンシューマーWeb、教育、エネルギー、金融サービス、政府、健康管理、製造、メディア、小売、電気通信など)における大規模から中規模企業が、ネットプロモータースコア(NPS)で79のスコアを獲得している業界大手のピュア・ストレージのオールフラッシュストレージ製品を活用しています。ピュア・ストレージのソリューションによって、企業はスピード、スマートさ、革新性のさらなる向上を図ることができます。
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