NRIセキュアは、今までにPCI DSS に関して、QSA*4、ASV*5、PA-QSA*6 の3つの認定を取得してきました。このたび、PFIの認定を取得したことにより、日本企業でPCI DSSに関する4つの認定*7 を取得した初めての企業となります。カードビジネスに関連するセキュリティ分野で、より広範囲に企業を支援していくことが可能となります。
近年、訪日外国人旅行者の増加に伴い、カード決済の需要はさらに高まると予想され、クレジットカードを扱うビジネスの拡大が見込まれています。その一方で、経済価値の高いクレジットカード情報は、サイバー攻撃や各種犯罪の標的にもなります。
NRIセキュアは、激化するサイバー攻撃や内部犯罪から、クレジットカードビジネスとカード会員を守る支援を、今後も継続していきます。
*1 PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council, LLC.): 国際クレジットカードブランド会社5社(下記*2を参照)が、設立したクレジットカードのセキュリティ基準の開発、管理、教育、 および認知を実施する有限責任会社
*2 国際クレジットカードブランド: VISA、MasterCard、JCB、American Express、Discoverの5社
*3 PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard): クレジットカードを取り扱う事業者(加盟店、サービスプロバイダー)における会員データの情報保護を目的に、PCI SSC(上記*1を参照)により制定、運用、管理されている国際的な情報セキュリティの基準
*4 QSA(Qualified Security Assessor): 認定セキュリティ評価機関。PCI SSCにより、PCI DSSの準拠性審査を行うことを認定されている機関
*5 ASV(Approved Scanning Vendor): PCI DSSへの準拠条件の一つである、脆弱性スキャンを行う認定スキャニングベンダー
*6 PA-QSA(Payment Application Qualified Security Assessor): 決済アプリケーション認定セキュリティ評価機関。決済アプリケーションのPA-DSS準拠性審査を行うことを、PCI SSCにより認定されている機関
*7 4つの認定: これまでNRIセキュアで取得した3つの資格QSA、ASV、PA-QSA、と今回取得したPFIを指す
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