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【仁川(韓国)2016年10月6日PR Newswire=共同通信JBN】
*非GMP環境の前臨床から本格的な生産まで、顧客にサポートと協力を提供
*メルクの製品ポートフォリオ、技術的専門知識に実践的な顧客アクセス
*エンドツーエンド工程の開発全般に及ぶ製造シミュレーション
サイエンスとテクノロジーの大手企業であるメルク(Merck)( (リンク ») )は6日、アジア有数の急成長バイオ工学ハブ、韓国・仁川の松島(ソンド)地区にM Lab(TM)コラボレーションセンター( (リンク ») )を開設したと発表した。センターはバイオ医薬品メーカーに、メルクの科学者、技術者と緊密に協力して最大の難問を解決し、新療法の開発・生産を加速できる共通の解析環境を提供する。
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メルクの理事でライフサイエンス事業の最高経営責任者(CEO)でもあるウディット・バトラ氏は「韓国バイオ医薬品産業の急成長と費用効率が高い新療法に対する世界の需要があり、われわれのM Lab(TM)コラボレーションセンターのような革新的コンセプトには明確な必要性がある。仁川の新センターで顧客は、より速くて安全でかつてないほど効果的な薬品製造工程を開発するために、当社の深い技術的専門知識の恩恵を受ける」と語った。
新設のM Lab(TM)コラボレーションセンターはソウルの小規模施設にとって代わり、成長する韓国のバイオ医薬品市場のニーズに適している。最先端の新センターは模擬製造環境を擁し、エンドツーエンド工程の開発全般に及ぶサポートを提供する。また、顧客には、工程を開発、最適化、スケールアップし、国際的な技術移転を簡素化する最良実例と新手法に関する教育も行われる。
M Lab(TM)コラボレーションセンターは面積1865平方メートルで、高度な訓練を受けた科学者、技術者10人以上を抱え、サムスンバイオロジクス(Samsung BioLogics)のような多国籍企業から奇病や異種がん治療のバイオ医薬品を開発する新興企業まで、地元バイオ医薬品メーカーにサービスを提供する。
サムスンバイオロジクスの金泰漢CEOは「新しいM Lab(TM)コラボレーションセンターは韓国バイオ医薬品企業の従業員に技術サポートとトレーニングを施すうえで大きな役割を果たす。2018年までに520 KLのプラントを収容する世界最大のバイオ医薬品製造ハブとして急成長している松島への投資というメルクの決定は、松島バイオクラスター開発の重要な節目であり、仁川と韓国バイオ医薬品業界の将来の成長を加速するだろう」と話した。
仁川のM Lab(TM) コラボレーションセンターは世界各地にある同種センター9カ所の1つである。バイオ医薬品メーカーは各センターのおかげで、世界一流の専門家チームにアクセスし、生産性を上げて工程を改善し、リスクを軽減する新手法を見いだすことができる。顧客はサイジング・シミュレーションのツールと方法論、さらに分析・モデリングサポートにアクセスしている。従来の教室型トレーニングとインタラクティブな実践セッションを含む正式のバイオプロセス教育コースも開設される。
開所式にはシュテファン・アウアー駐韓ドイツ大使、欧州連合(EU)駐在代表のゲアハルト・サバティル博士、通商産業エネルギー省のパク・ソンタク投資政策局長、仁川広域市長の劉正福氏、仁川広域市コミッショナーのリー・ヨンゲン氏、E. Merck KG理事会長のフランク・シュタンゲンベルクハバーカンプ博士、メルク理事兼ライフサイエンス事業CEOのウディット・バトラ氏が出席した。
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▽メルク(Merck)について
メルクはヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野におけるサイエンスとテクノロジーの大手企業である。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料に至るまで、約5万人の従業員が暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指している。メルクは2015年、66カ国で128億5000万ユーロの売上高を計上した。
メルクは1668年に創業され、世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社である。創業家は今でも上場企業が率いるグループの株式の過半数の所有している。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、同社が保有している。唯一の例外は米国とカナダで、両国では同社はEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っている。
ソース:Merck
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