ベライゾン、Viptela社の新たなプラットフォームでSDNポートフォリオを加速

Viptela社と米国におけるマネージドサービスの独占契約を締結

ベライゾンジャパン合同会社

2016-03-28 00:00

ベライゾンはViptela社(以下、Viptela)と共同で、Viptelaのソフトウェア デファインドWAN(以下、SD-WAN)プラットフォームを活用した新たなソフトウェア デファインド ネットワーク(以下、SDN)ソリューションを提供することを発表しました。同時に、Viptelaはベライゾンと米国におけるマネージドサービスの独占契約を締結しました。
(*本プレスノーティスは、ベライゾンが米国にて発表したニュースの抄訳版です。 英語原文はこちら< (リンク ») をご参照ください。)

米国ニュージャージー州バスキングリッジ発:ベライゾンはViptela社(以下、Viptela)と共同で、Viptelaのソフトウェア デファインドWAN(以下、SD-WAN)プラットフォームを活用した新たなソフトウェア デファインド ネットワーク(以下、SDN)ソリューションを提供することを発表しました。同時に、Viptelaはベライゾンと米国におけるマネージドサービスの独占契約を締結しました。

今後、両社は共同で市場における需要拡大に対応し、クラウドやオンプレミス上で、携帯デバイスやPC等のデスクトップ機器の種類に関わりなく、お客様が、簡単、安全かつ信頼性の高いアプリケーションへのアクセス環境を提供し、また、同時に、増加し続けるデータの管理を効果的に高める「マネージド型のハイブリッドネットワーク・ソリューション」を提供していきます。

Viptelaのソリューションを搭載した新たなサービスにより、企業はMPLSやワイヤレスLTE、ブロードバンド、Ethernet等、プライベートとパブリックのIP接続を効率的に組み合わせて使用できるようになり、地理的な場所や帯域幅、アプリケーションサービスの可用性といったそれぞれのニーズに応じた独自のアプリケーション要件に対応できるようになります。このマネージド型の新サービスは米国のほか、欧州およびアジア太平洋地域を含めてグローバルで提供されます。

ベライゾンのエンタープライズ・ネットワーキング&イノベーション担当バイスプレジデント、ショーン・ハクル(Shawn Hakl)は次のように述べています。「SDNは今後、大きな成長が予想されるテクノロジーであり、Viptelaの革新的な技術とベライゾンのグローバルネットワークやデータセンター資産とを組み合わせることにより、スピードと俊敏性が求められる今日のデジタル経済において、お客様に大きなメリットを提供することができます。当社が実施したさまざまなテスト結果からも、このソリューションが法人のお客様に確実に成果を上げていることが確認されています」

ViptelaのSD-WANプラットフォームは、以下の特長を備えています。
● 運用管理の一元化と俊敏性の向上:一元化された管理機能によって、サービスポリシーの変更をゼロタッチで数分間のうちに配備できます。
●優れたアプリケーション性能とサービスの可用性:アプリケーションやインフラストラクチャの性能をかつてないレベルまで可視化して、確実な情報に基づいてリソースの活用やアプリケーションのチューニングを決定できます。
●強力なセキュリティ:ネットワーク上のあらゆるデバイスが認証され、全てのパケットを暗号化することで、ネットワークのセグメンテーションをサポートしながらネットワークにさらなる保護を提供します。
●サービスチェイニング:WANの最適化、ファイアウォール、データ漏えい防止など、ベライゾンのクラウドから提供されるL4 - L7サービスを補完するサービスをエンタープライズネットワーク全体に渡って実現します
ViptelaのCEO、アミール・カーン(Amir Khan)氏は次のように述べています。「ViptelaのSD-WANはセキュアで一体化されたWANを構築します。それにより、ベライゾンはセキュリティやパフォーマンス、可用性をかつてないレベルに高め、範囲を新たに広げてビジネスアプリケーションを提供することができます。Viptelaを搭載した新サービスを提供することで、ベライゾンはSDNを最大限に活用してWAN市場における事業を拡大していくことができ、同社が持つクラウドや仮想インフラが可能にする新たな事業機会を確実に収益化することができます」

ベライゾンとViptelaは引き続き共同で、顧客のアプリケーション体験をさらに強化するアジャイル製品開発に取り組み、エンタープライズ顧客の価値を拡大できるよう支援していきます。また、この取り組みを通じて、将来的な仮想化機能の基盤を構築します。

Viptelaのソリューションはベライゾンのクラウドから提供され、ベライゾンのITコンサルティンググループがサポートを提供し、SDベースネットワークへの移行を支援します。併せて、ネットワークの統合やライフサイクル管理などのサービスを提供することもできます。このソリューションは、ベライゾンが現在、シスコのiWAN技術をベースに欧米およびアジア太平洋地域で提供しているマネージドSD-WANポートフォリオを拡充します。

米調査会社IDCでワールドワイド・テレコム部門のリサーチマネージャーを務めるナヴ・チャンダー(Nav Chander)氏は次のように述べています。「ベライゾンとViptelaが協業して提供するグローバルSD-WANは、このテクノロジーによる新たな可能性を実現するものであり、マネージド型のクラウド対応ネットワークサービスの転換点となるものだと言えます。企業は今まさに、SDNの持つ可能性を実感し、さまざまな機能が仮想化された環境を中心に、マネージド型への移行を進めようとしています。ベライゾンにはそうした顧客企業がSDNによる恩恵を確実につかみ、潜在的な可能性を活かして成長を推進できる支援するための万全の態勢が整っています」

IDCは、SDN市場は2020年には売上ベースで125億ドル規模に近づくと予測しています。*

ベライゾンのエンタープライズソリューションは、クライアント企業の顧客体験の向上、成長の推進と業績の拡大、リスク管理を支援します。業界ごとに特化したソリューションでセキュアなモビリティやクラウド、戦略的ネットワーク、IoT(Internet of Things)、高度なコミュニケーションプラットフォームを提供することで、ベライゾンエンタープライズソリューションズは、企業におけるイノベーション、投資、ビジネス変革に関する新しい可能性を切り開きます。詳細については www.verizonenterprise.com をご参照ください。

* 2015年11月、IDC Doc # US40628315 「SDN Market to Gain Enterprise Headway, Driven by 3rd Platform and Cloud」

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ベライゾンについて:
Verizon Communications Inc.(NYSE, NASDAQ:VZ)はニュ-ヨ-クに本社を置き、ブロ-ドバンド、無線・有線通信サービスを消費者、法人、政府組織、ホールセール顧客企業に提供するグローバルリーダーです。ベライゾン ワイヤレスは米国で最も信頼性に優れた無線ネットワ-クを展開し、米国内接続数は1億12007万を上回ります。ベライゾンは統合された通信、情報、エンタ-テイメントのサービスを米国内最先端の光ファイバーネットワ-クで提供し、さらに革新的でシームレスなビジネスソリュ-ションをワールドワイドに提供しています。ダウ工業株30銘柄企業の一社であるベライゾンは、世界中に177,700名以上の社員を擁し、2015年度1,320憶ドルの連結売上を発表しています。詳細については、日本法人サイトwww.verizonenterprise.com/jp、www.verizon.jpおよびVerizon Communications 本社サイト(英語)www.verizon.comをご参照ください。
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