ベライゾン、2017年エンタープライズ・テクノロジー・トレンドを発表

デジタルトランスフォーメーションを基盤として、現実的思考、サービススピード、エンドユーザーエクスペリエンスがIT事業の中核に

ベライゾンジャパン合同会社

2017-01-10 00:00

2017年もグローバル企業や政府機関は、引き続きデジタルトランスフォーメーションを目指すことが予想されます。一方で、ベライゾンの顧客についてはビジネスアジリティ、サービススピード、優れたエンドユーザーエクスペリエンスの提供を究極の目標とし、事業運営を考えると予測しています。 グローバル企業や政府機関を担当するベライゾンエンタープライズソリューションズでは、下記の7つのトレンドが2017年のデジタルエンタープライズIT革新を推し進めると考えています。 1. 今こそネットワーク変革を: 2. ユーザーエクスペリエンスを最優先すれば勝ち残れる: 3. コンプライアンスを徹底: 4. 徹底的なセキュリティーが重要に: 5. 社内革新でプロセスを迅速化: 6. IoTはInternet of Transformation(変革のインターネット)となる: 7. 現実思考がビジネスの明暗を分ける:
この度ベライゾンは、2017年エンタープライズ・テクノロジー・トレンドを発表いたしました。2017年もグローバル企業や政府機関は、引き続きデジタルトランスフォーメーションを目指すことが予想されます。一方で、ベライゾンの顧客についてはビジネスアジリティ、サービススピード、優れたエンドユーザーエクスペリエンスの提供を究極の目標とし、事業運営を考えると予測しています。

組織は今後、事業を全分野にわたって見直し、どこにIT投資をするのが最も効果的であるかを検証する必要があります。また、セキュリティーやコンプライアンスのことを考慮しつつ、新しい技術をどのような形で取り入れるのが最善かといった課題にも取り組んでいかなければなりません。デジタルトランスフォーメーションの課題にうまく対処できれば組織は成功を収めることができると考えられます。その際、目前にある課題が何であるかを把握することが重要になります。

グローバル企業や政府機関を担当するベライゾンエンタープライズソリューションズでは、下記の7つのトレンドが2017年のデジタルエンタープライズIT革新を推し進めると考えています。

1. 今こそネットワーク変革を:エンタープライズのソフトウェア・デファインド・ネットワーク(SDN)が成熟期に入り、インテリジェント・オーケストレーションにより、オンデマンドかつ柔軟性のある従量課金の形でアプリケーションやワークロードをリソースにアクセスさせることの価値が認識されてきました。顧客サービスの観点から構築されたネットワークにより、マルチモーダルのユーザーエクスペリエンスを実現し、顧客が今求めているものを、顧客が欲しい時に欲しい形で提供することが重要になります。

2. ユーザーエクスペリエンスを最優先すれば勝ち残れる:もっとも重要なのはエンドユーザーにとってのテクノロジーの最終的な効果であり、テクノロジーチェーンの個々のステップではありません。重視すべきは、消費者視点でコーポレートエクスペリエンスを構築するという発想です。エンドユーザーが興味を持っているのはテクノロジーや仕組みではなく、自分にとってどのような利益があるのかという事です。ビジネスの仕組みを深く理解しているIT部門こそがこれを実現できます。

3. コンプライアンスを徹底:流入データの保護に関する法令が整備され、グローバルビジネスにおいて、コンプライアンスはもはや選択肢ではなく必須事項です。最善慣行としてではなく、法としてのコンプライアンスが必要となってきています。スキルギャップが拡大する中、コンプライアンス遵守のための専門性が重要となっています。

4. 徹底的なセキュリティーが重要に:セキュリティーは引き続き重要な課題です。ただし、社外との境界やアプリケーションの保護だけではなく、重要な資産を社内の攻撃者から保護することが重要になってきています。セキュリティー分析やサイバーインテリジェンスへの投資により、社内からの脅威を緩和することができます。

5. 社内革新でプロセスを迅速化:ビジネスで真に求められているのは、計画から成果までの時間を短縮することです。誰が何を担当するのかはそれ程重要ではなく、変化に迅速に対応し、イノベーションを推進する際の障壁を取り除くことが焦点となります。エコシステムパートナーとして、従来のITの枠組みを超えて最終局面で貢献できるサプライヤーが勝ち残ることになります。

6. IoTはInternet of Transformation(変革のインターネット)となる:IoTの重点は「Thing(モノ)」ではなく、モノが「Transformation(変革)」することに置かれるようになります。IoTがいかにサプライチェーンの統合を促進し、プロセスを刷新し、運用モデルに大変革をもたらすことができるか ー つまり、理論ではなく現場での応用が重要となります。多面的なデータ解析によって何が達成できるかを考えなければならないということです。「ロケーション」のみに注力している組織がいたとしたら、「2017年の今」に追いつく必要があります。

7. 現実思考がビジネスの明暗を分ける:IT投資は、ユーザー向け機能、データやアプリケーションがどの程度ビジネスにとって重要かによって決まり、この重要度はビジネスの内容によって優先順位が付けられます。ITにおいては全てが平等ではありません。現実世界では給与やサプライチェーンを機能させ続けることが、人事やマーケティングより重要であり、これらの構成要素をビジネスでどう位置づけるかによって、IT部門の注力の程度が変わってきます。これを理解できない組織のCIOは「Career Is Over(失職)」となってしまうでしょう。

ベライゾンのエンタープライズソリューション部門プレジデントであるジョージ・フィッシャー(George Fischer)は、次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションのプロセスは複雑ですが絶対に必要なことでもあり、世界のほとんどの組織がこの分野の専門知識と実践スキルを持った信頼できるアドバイザーを必死に求めています。ここが当社の腕の見せどころです。自身がグローバル企業であるベライゾンが、顧客のグローバルビジネスを理解しているということを顧客は知っているのです。顧客から求められているのはテクノロジーのノウハウだけではなく、企業文化やプロセス変革の経験です。顧客が持つ課題と同様の課題を当社も経験しているため、顧客が困っている点が分かるのです。そして毎年、これらの知識や実経験を元に、エンタープライズ・テクノロジー・トレンドに関する当社の見解をまとめています。トレンドに言及した分野は顧客が注力している分野であり、私たちは大規模なグローバル事業を展開してきた経験に基づいて、顧客がデジタルトランスフォーメーションのプロセスを構築していく事を支援します。」

ベライゾンについて
Verizon Communications Inc.(NYSE, NASDAQ:VZ)はニュ-ヨ-クに本社を置き、ブロ-ドバンド、無線・有線通信サービスを消費者、法人、政府組織、ホールセール顧客企業に提供するグローバルリーダーです。ベライゾン ワイヤレスは米国で最も信頼性に優れた無線ネットワ-クを展開し、米国内接続数は1億1300万を上回ります。ベライゾンは統合された通信、情報、エンタ-テイメントのサービスを米国内最先端の光ファイバーネットワ-クで提供し、さらに革新的でシームレスなビジネスソリュ-ションをワールドワイドに提供しています。ダウ工業株30銘柄企業の一社であるベライゾンは、世界中に162,700名以上の社員を擁し、2015年度1,320憶ドルの連結売上を発表しています。詳細については、日本法人サイトwww.verizonenterprise.com/jp、www.verizon.jpおよびVerizon Communications 本社サイト(英語)www.verizon.comをご参照ください。
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