2016年11月1日~5日に日本へ来訪していた、ミャンマー連邦共和国国家最高顧問兼外相のアウン・サン・スー・チー女史(以下、「スー・チー国家最高顧問」)と龍谷大学生10名との懇談会を京都迎賓館で11月3日(木・祝)に実施した。
11月3日(木・祝)、京都迎賓館において、ミャンマー連邦共和国国家最高顧問兼外相のアウン・サン・スー・チー女史(以下、「スー・チー国家最高顧問」)と龍谷大学生らによる懇談会が開催された。
去る2013年4月15日、スー・チー国家最高顧問が龍谷大学深草キャンパスを来訪された際、同大はスー・チー国家最高顧問(当時は、国民民主連盟中央執行委員会議長)に対して名誉博士号を授与するとともに、記念講演会を開催した。今般の懇談会は、それらが契機となり実現した。
懇談会には、スー・チー国家最高顧問をはじめ、赤松徹眞学長ら大学関係者やミャンマーからの留学生を含む龍谷大学生10名、スー・チー国家最高顧問と深い親交のある元龍谷大学教授の大津定美(おおつ・さだよし)氏らが出席した。
冒頭、赤松学長からスー・チー国家最高顧問へ、2013年4月に同大深草キャンパスへお越しいただいたことに対する謝辞が述べられた後、これまでも推進してきたミャンマーとの学生交流および仏教研究について、今後はさらに積極的に進めていきたい等と述べた上で、親書と記念品をお渡しした。
続いて、大津元教授がファシリテーターとなり、同大学生10名との懇談会が実施された。学生からスー・チー国家最高顧問へ「ミャンマーが伝統として残しておくべきこと」や「女性の社会進出について」、「ミャンマーにおける経済や法律について」などの質問が投げかけられた。スー・チー国家最高顧問は、それぞれに自身の考えを述べられ、その後も質疑応答が繰り返された。
懇談会の最後には、スー・チー国家最高顧問から学生らに対し、「今ある環境で今できることを一生懸命やってほしい」などのメッセージが送られ、記念撮影をおこない、約45分間の懇談会は終了した。
参加した学生らはスー・チー国家最高顧問との懇談で得た経験を、今後の学生生活や研究活動に活かしていく決意を新たにした。また、同大はミャンマーの高等教育機関との学生交流や仏教学や農学、理工学などでの学術交流を積極的に推進していく予定である。
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