芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)専門職大学院工学マネジメント研究科(MOT)は、12月4日(日)、TIS株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長 桑野徹)、株式会社エスアイテック(東京都江東区/代表取締役社長 鈴見健夫)、および飯田グループホールディングス株式会社(東京都新宿区/代表取締役社長 西河洋一)との共催で、技術を活かしたビジネスアイデアを競うコンペティション「Shibaura Business Model Competition」の最終審査発表会を開催する。
このコンペでは、芝浦工業大学が出願済みの特許技術をビジネスにつなげるためのアイデアを募集するテクノロジー部門、日々の生活や学生生活で浮かんだ自由なアイデアを募集するビジネス部門の2部門を設置。テクノロジー部門は全国の企業や大学、研究機関などから31件、ビジネス部門は13件の応募があり、当日はテクノロジー部門5件、ビジネス部門5件の発表を行う。
■最終審査発表会 開催概要
日時: 12月4日(日) 13:00~18:00(発表会、特別講演)18:00~19:30(懇親会)聴講自由
場所: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス(港区芝浦3-9-14)8階802教室
<テクノロジー部門>
【テーマ】 芝浦工業大学が出願した特許3件から1件を選択し、これを用いたビジネスアイデアを提案する
1.「巨大磁気抵抗効果を用いた高効率磁化反転デバイス」
2.「高強度と高耐食性を有するアルミニウム合金材及びその製造方法」
3.「ナノカーボン材料含有ゲルの製造方法~いろいろな素材にナノカーボンを混ぜる~」
【賞金】最優秀賞 100万円、優秀賞10万円
これに加え、入賞者がMOTへの入学を希望した場合、入学金相当額(28万円)を支援
<ビジネス部門> ※芝浦工業大学関係者(学生、附属・併設校生徒、卒業生)対象
【テーマ】 日常生活の課題から見えたビジネスプランや消費者の視点から見えた事業アイデアなど、日本或いは世界の成長を加速させるビジネスモデルの提案する
【賞金】 最優秀賞 30万円、優秀賞10万円
これに加え、入賞者がMOTへの入学を希望した場合、入学金相当額(28万円)を支援
■最終審査会 発表タイトル
<テクノロジー部門>
『高強度・高耐食性のアルミニウム合金を用いた断熱性能の高いアルミサッシ』
『ナノ炭素が拓くバイオ医薬品の新境地』
『3Dプリンタを一家に一台普及させるシステム』
『公共施設で事業を加速する、新機能デバイス「アクチュエータマトリクス」の製造・販売』
『「高強度と高耐食性を有するアルミニウム合金材及びその製造方法」技術の可能性―カーボンミニマム型循環・マッチング市場の算出と検証―』
<ビジネス部門>
『“ビューティ&ヘルスケア++“』
『ジェネリック知財情報サービス及び技術導入支援サイトの運営』
『新規痰吸引装置の開発』
『MOT社労士が全てのスタートアップ企業を支援し、成長を可能にする~法定帳簿自動作成サービスの提供~』
『独居老人向け「食コン」サービスの提供』
■開催の背景
日本の大学において行われている特許出願は約3,500件あるが、実際にビジネスに活用されている事例は決して増加しておらず、特許収入もアメリカに比べて150分の1と少ない現状がある。そこで、工学マネジメント研究科では、大学の特許技術をビジネスに活かし、研究科が掲げる「Management of Technology(技術経営)」を体現する人材の発掘、そしてアントレプレナーシップの醸成を目的として、今回のコンペティションを開催する運びとなった。
■起業家支援
本コンペでの優秀者は、共催企業であるTIS社のアクセラレータ・プログラムの候補者となり、支援対象となった場合は人・物・資金面での支援を受けることができる。また、エスアイテック社による投資支援の候補対象となり、事業化のための資金調達が可能となるなど、コンペのアイデアを実際にビジネスとして展開することが可能な実践的なものとなっている。
■主催
芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科
■共催
芝浦工業大学事業法人株式会社エスアイテック、飯田グループホールディングス株式会社、TIS株式会社
■後援
株式会社朝日新聞社、株式会社日刊工業新聞社、株式会社イトーキ、東京東信用金庫、東京商工会議所
▼本件に関する問い合わせ先
芝浦工業大学 経営企画部企画広報課
担当: 鮫島
TEL: 03-6722-2900
E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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