立命館大学の理系学部は、学内で取り組んでいる実験や研究を通じて「疑問を探求すること」の面白さ・奥深さを発信するためのメディアサイト「TANQ」(タンキュー)を公開した。それぞれの実験や研究の解説は本学の5つの理系学部(理工学部・情報理工学部・生命科学部・薬学部・スポーツ健康科学部)に所属する教員が担当する。
日本の科学技術の発展においては、理工系人材の育成が不可欠である。一方で、PISA(※)の調査結果からは、国際的にみて日本の中高生の科学への興味・関心が低いことが指摘され、国内の中高生においては、理科離れが進んでいると考えられる。
本学では多数の学生と教員が日々さまざまな実験・研究を行っている。本サイトでは、これらを身近な事例に当てはめて表現することで、理系の本能「やってみたらどうなるのか?」という純粋な探究心を育てるとともに、本学の総合大学としての特徴である多様な学生、教員の取り組みや知見を生かし、「疑問を探求することの面白さ・奥深さ」を、中高生のみならず、広く一般社会の方々に伝えていくことを目指す。
※PISA(Programme for International Student Assessment)
OECD(経済協力開発機構)が2000年から3年ごとに15歳児を対象として実施している学習到達度調査
■メディアサイト「TANQ」概要
・WebサイトURL: (リンク »)
・Twitterアカウント: (リンク »)
・開設日: 2016年11月28日(月)
■コンテンツ内容(11月29日現在)
・「日本の野菜は栄養不足って本当?痩せた土地を微生物で元気にする!」
(久保幹 生命科学部教授)
・「完全防水で連絡を待っていたスマホ。なぜ、つながらなかった?」
(前田忠彦 情報理工学部教授)
・「しびれるほど好きなモーターの回転音。これで曲を作れないか?」
(川畑良尚 理工学部教授)
・「バスケットボールで、素早い一歩を踏み出す方法は?」
(藤本雅大 スポーツ健康科学部助教)
・「卵や水に圧力を加えるとどうなる?タンパク質の構造変化を探求!」
(加藤稔 生命科学部教授、北原亮 薬学部准教授)
※今後、1カ月に3本程度の新たなコンテンツ公開を予定
▼本件に関する問い合わせ先
立命館大学広報課 担当: 馬渡、池田
TEL: 075-813-8300
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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