共立女子短期大学では、全学科(生活科学科、文科)の学生を対象として、正課・正課外が連携した体系的なキャリア支援活動を行っている。5月、6月、10月には、3回にわたって「キャリア教育プログラム」を実施。学外から講師を招請し、マナーやスキンケア、ライフプランなどについて講義が行われた。なお、今年度からは新しい試みとして、学生向けPRや会場準備、司会などは在学生が主体となって取り組んでいる。
短期大学の全学科生を対象とした「キャリア教育プログラム」(主催:生活科学科)は、女性を巡るさまざまな環境や生き方を通して、これからのライフサイクルを考える助けとなることを目指して開講している。
今年度は5月に(株)クオレ・コーポレーション代表取締役の伊谷江美子氏が社会人としてのマナーを講義。6月はP&Gマックスファクター ビューティーカウンセラーの中野郁氏、小西幸恵氏が「肌を美しくすることが人生を変えることにつながる」と題して、スキンケアの方法やマナーについて、学生たちに実践を交えながらアドバイスした。また、10月にはヒューマン・コミュ二ケーション研究所所長の渡邉嘉子氏が「時代の中で自分を花咲かせる自分育成力」をテーマにライフプランの重要性や多様なキャリアプランのあり方などについて講義を行った。各回の様子は下記の通り。
■第1弾=平成28年5月26日(木)
・対象:短期大学生(生活科学科・文科)
・講師:伊谷 江美子 氏((株)クオレ・コーポレーション代表取締役)
・テーマ:「社会人としてのマナー」
企業の研修を多数手がけている伊谷氏が、就職活動はもとより、社会人に不可欠なビジネスマナーを、具体的な実習を交えながら講義。参加した学生たちは将来にプラスとなる多くのヒントを発見できたようだった。
キャリアサポートワークショップ(通称キャリサポ)参加の1年生7名が学生スタッフとして事前準備から当日の運営(総合司会、受付、資料配布など)を担当。生活科学科・文科合わせて43名が参加した。
■第2弾=平成28年6月30日(木)
・対象:短期大学生(生活科学科・文科)
・講師:中野 郁 氏、小西 幸恵 氏(P&Gマックスファクター ビューティーカウンセラー(BC))
・テーマ:「肌を美しくすることが人生を変えることにつながる」
SK-IIのリクルーティングBCを務める中野氏と小西氏が、社会でいきいきと働く大人の女性に近付く第一歩として、スキンケアについて実践を交えながら講義。美しい肌と共に人生を変え、活躍している女性社員の紹介や正しいスキンケアの方法など、具体的な実習を交えてお教えいただいた。就活や編入など面接のためのスキンケアからマナーまで、多くのアドバイスがあった。
キャリサポ参加の1年生16名が学生スタッフとして事前準備から当日の運営を担当。生活科学科・文科合わせて52名が参加した。
さらに、受講生には優先的にSK-IIインターンシップ(夏季1日体験)が紹介され、9名の受講生が8月18日(木)に品川で行われたインターンシップに参加した。
■第3弾=平成28年10月27日(木)
・対象:短期大学生(生活科学科・文科)
・講師:渡邉 嘉子 氏(ヒューマン・コミュニケーション研究所所長)
・テーマ:「時代の中で自分を花咲かせる自分育成力」
ナショナル宣伝研究所、リクルート「ヒューマン・アド編集長」などを歴任し、同大の教養教育科目「ライフプランとキャリアプラン」授業担当者でもある渡邉氏が講師を務め、女性の人生を展望したライフプランの重要性や、雇用される働き方にとどまらない多様なキャリアプランのあり方、リーダーになるための能力について学び、自己の可能性を社会で花咲かせることのできる生き方・働き方について講義を行った。
キャリアサポートワークショップ(通称キャリサポ)参加の1年生17名がスタッフとして事前準備から当日の運営(総合司会、受付、資料配布など)を担当。生活科学科・文科合わせて53名が参加した。積極的な質疑応答などがあり、実りある時間となった。
キャリサポ参加の1年生17名が学生スタッフとして事前準備から当日の運営を担当。生活科学科・文科合わせて53名が参加した。
●参加した1年生の感想
第1回 テーマ:「社会人としてのマナー」
・挨拶は当たり前だが、義務教育が終わるとしなくなってしまったと改めて感じた。当たり前のことを当たり前にすることを心掛けていきたいと思った。
・挨拶では、ただ「おはようございます」などといったことだけでなく、キドニタチカケシ衣食住を使って、+αの言葉を添えることの大切さを学ぶことができた。
・今日の講義から、挨拶、返事、表情、姿勢の重要性がとてもよく分かった。
第2回 テーマ:「肌を美しくすることが人生を変えることにつながる」
・私も楽しんでいたのですが、皆も笑顔でした。やはり私も、自身の人生を変えて、他の人の人生も変えてみたいと思った。
・女性として素晴らしい日々を送るために、日々のスキンケアを怠らず何事も努力することの大切さを実感した。
・就職活動に化粧はあまり関係がないのではないかと思っていたが、先ずみられるのは顔であり、その時の第一印象はとても大切なものであることを知った。
第3回 テーマ:「時代の中で自分を花咲かせる自分育成力」
・今の時代は、長期間働いても能力が上がらなければ給料も上がらないので、自分から常に成長し続ける姿勢が重要であると知ることができた。
・就職活動をする上での、メンタル面でのアドバイスも、今回の講義から多く頂くことができてよかった。面接官など、会う人は自分の味方であると考えるようにできれば、気持ちが楽になるという良い考え方を教えていただいた。
・ライフプランを組むことは、自分を成長させる第一歩になり、充実した人生を送ることができるために、自分で考え、取り組むものであることを実感した。
3回の講演を通して多くの感想が寄せられ、直近の就職活動や、その先のライフプランを考える上で、多くのヒントを得たようだった。
●共立女子大学・短期大学HP
(リンク »)
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人共立女子学園 総合企画室
東京都千代田区一ツ橋2-2-1
TEL: 03-3237-2838
FAX: 03-3237-2767
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。