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年末年始は疲れもたまり、甘いものが恋しくなる季節。さらにクリスマスや忘年会、新年会でスイーツを食べる機会も多くなりがちです。ところで、なぜ甘いものはやめられないのでしょうか?その理由を知れば、毎年私たちを悩ませる冬太りとは無縁の年末年始を過ごせるかもしれません。甘いものと上手につき合って冬太りを防ぐコツについて紹介します。
■冬太りを招く脳と身体の仕組み
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脳には快感を司る「報酬系」という回路があります。甘いものを食べたとき、報酬系は興奮と、強い快感をもたらします。スイーツを食べたときの幸福感、そして「もっと食べたい」という欲求……この感覚は脳が生み出しているのです。しかも冬は、甘いスイーツの新製品やCMも多いので誘惑が多い時期といえます。また、体温維持のためにエネルギー化しやすい糖質をとくに好むようになり、つい甘いものに手がのびてしまうのです。
■甘いものとかしこくつき合うには?
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「どうしても甘いものが食べたい!」と思ったら、次の3つの方法で脳を落ち着かせてみましょう。
(1)スイーツの衝撃的なカロリーを思い出し、冷静になる
「甘いものは高カロリー」というのはほぼ常識ですが、実際にどれくらいのカロリーか把握していますか?たとえば、アーモンド入りのチョコレート1箱は、1日に必要なエネルギー量の約1/3と同じくらい(※1)。つまり、食事を1回抜かないとカロリーオーバーに。こうして冷静に見ると、甘いものを食べたら、太るのは当然だということがよくわかります。「疲れたからまあいいか」なんて気軽にスイーツを口にできなくなりますね。
【身近なスイーツのカロリー】(※2)
アーモンド入りチョコレート(1箱)610kcal
チョコチップクッキー(10枚)510kcal
ショートケーキ(1個)250kcal
モンブラン(1個)350kcal
【女性が1時間運動したときの消費カロリー】
ゆっくり歩く 130kcal
水泳(クロール) 1150kcal
サイクリング(時速10km)220kcal
ジョギング(時速10km)470kcal
(2)甘いものがほしくなったらいったん緑茶を飲む
「甘いものが食べたい!」と思ったら、あえて苦味のある緑茶を飲んでみましょう。脳が抱いていた食への期待が遮断されて欲望が冷め、食欲を抑えることができます。また、緑茶に含まれる茶カテキンには、食事からとる脂肪と身体にたまった脂肪を燃焼させる効果もあるので、冬太り予防につながります。
(3)かんたんに手に入らないリッチなスイーツを目標に
せっかく甘いものを食べるのなら、身近なお手頃スイーツよりも、「今まで食べたスイーツのなかで最高のもの」や「一度食べてみたかったあこがれのスイーツ」を選びましょう。
こうしたリッチなスイーツはかんたんには手に入らないため、高まった欲望を一時的に抑えることができます。また、それほど頻繁に食べられるものではないので、結果的に摂取カロリーを減らすことができます。
※1 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」より。18〜29歳女性の1日の推定エネルギー必要量は、身体活動レベルが低い人=1650kcal、普通の人=1950kcal、高い人=2200kcal。
※2 篠原菊紀著「脳トレダイエット」より。
監修:篠原菊紀先生
写真:thinkstock
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