株式会社karakuri products(代表取締役 松村 礼央)は株式会社プロダクション・アイジー(代表取締役社長 石川光久 / 以下、I.G)と共に、このたびコミュニケーションロボット「リアルエージェント・タチコマ」、スマートフォンアプリ「バーチャルエージェント・タチコマ」ならびに、これら連携を実現する小売店舗向けのロボット運用基盤を活用した接客サービスの実証実験を、大阪府大阪市阿倍野区「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」内の『I.G ストア出張店』にて、本年2月3日(金)より開始いたします。
本取り組みのあべのハルカスでの実施は、ロボットの社会への普及や情報発信等を活動目的とする一般社団法人i-RooBO Network Forum(アイ・ローボ・ネットワーク・フォーラム/大阪市)が、ハルカス300での実施を働きかけ、実現することとなりました。
実証を行うサービスは、I.Gの代表的アニメーション「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」シリーズの人気キャラクター「タチコマ」を題材とするものです。スマホアプリで育成した自分だけのタチコマによる接客を、I.GストアならびにI.Gストア出張店に設置したコミュニケーションロボット「リアルエージェント・タチコマ」によって体験いただけます。体験する接客サービスは、アプリから予約した商品の「お取り置き」をおこない、タチコマのキャラクターを活かして人手では難しいお客様に個人適応した接客体験の提供に挑みます。
本実証事業は、経済産業省「平成28年度 ロボット導入実証事業」の採択を受けており、サービス領域でのロボットシステムの利活用を拡大するため、商業施設や小売店舗に向けたロボットのためのインフラ構築ならびに充実を目指し、株式会社karakuri productsが中心となり、攻殻機動隊 REALIZE PROJECT、株式会社 DMM.com、海内工業 株式会社、ならびに協賛企業各社とともに「攻殻機動隊 S.A.C. 1/2サイズ タチコマ リアライズプロジェクト」として、アニメ「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」シリーズで描いた未来の具現化に取り組んでいるものです。事業を通じて得た知見は、商業施設ならびに自治体とともにインフラの安全妥当性の協議材料とし、今後、開発したコミュニケーションロボット「タチコマ」の利活用領域の段階的拡大と、サービスの高付加価値化を目指します。
【本実証においてタチコマで実現する機能】
本実証において「エージェント・タチコマ」、ならびに小売店舗向けのロボット制御基盤で実現する機能は以下のとおりです。
・アプリで育成されたロボットのパーソナリティに基づく動作生成
・遠隔による半自律動作による接客業務支援
・サービス稼働率を高めるロボット運用基盤の構築、業務用端末から照会ならびに管理
【実証実験について】
実証場所と期間
・大阪府大阪市阿倍野区「あべのハルカス」の展望台「ハルカス300」
期間:2月3日~2月12日
時間:平日 14:00~20:00
土日 11:00~20:00
仕様(スマホアプリ「バーチャルエージェント・タチコマ」)
デベロッパ:株式会社karakuri products / 株式会社カヤック
対応OSバージョン:iOS9、iOS10
対応端末:iPhoneSE/6/6s/6 Plus/6s Plus/7/7 Plus
無料(App内課金あり)
配信日:2016年12月16日(金)
ダウンロードURL: (リンク »)
仕様(アプリ連携型 コミュニケーションロボット「リアルエージェント・タチコマ」)
寸法:約1500×1400×1100mm
重量:約65kg
制御:テレオペレーション方式、半自律制御
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