「医療ビッグデータ・コンソーシアム」事務局
~医療ビッグデータを「つくる」「つなげる」「ひらく」~
国内製薬企業を中心に18社からなる「医療ビッグデータ・コンソーシアム」が2回目の政策提言内容を発表!
”医療ビッグデータ”が抱える課題の解決型提言組織として2014年11月に産官学で発足した「医療ビッグデータ・コンソーシアム」<代表世話人:本庶 佑(先端医療振興財団/神戸・理事長)>が、2月6日、昨年に続き、2回目となる政策提言を発表しました。
医療ビッグデータはその活用によって、新たな治療技術の発見や創薬などの医学・医療の技術革新、そして医療の効率化・最適化、医療費の適正化等を実現する可能性があります。しかし、現在はその基盤構築すら出来ていないというのが当コンソーシアムの主張であり、これを改革していくためには、以下の3つの課題解決が必要と考えています。
1.求められる病院医療情報システム(データをつくる)
2.NDBをはじめとする医療ビッグデータの民間活用(データをつなげる)
3.個人情報保護のあり方(データをひらく)
医療ビッグデータ活用には、病院医療情報システムの標準化、NDBなど既存のデータベースの民間活用、さらに改正個人情報保護法が医療分野への規制強化とならない配慮が必要と考え、今後、当コンソ-シアムは、医療ビッグデータがもたらすベネフィットを、国民に訴求し、幅広い連結と分析・評価を模索する予定です。
なお、当コンソ-シアムは、産官学政の有識者による組織で、企業会員は武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬、中外製薬など製薬大手、これに損保ジャパン、明治安田生命、日興アセットマネジメント、日本IBMなどが参加し、全業種による医療ビッグデータへの取り組みを訴えています。
「医療ビッグデータ・コンソーシアム」オフィシャルホームページ
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