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【ラゴス(ナイジェリア)2017年2月17日PR Newswire=共同通信JBN】全人類の健康と福祉の促進を内容とする国連の「持続可能な開発目標3」は、ヘルスケア提供とヘルスケア資金調達のバランスを保ち、一般市民が直面するさまざまな問題に応えるのを支援する。複雑なヘルスケアへのアクセスと資金問題が、ナイジェリアの首都ラゴスにあるThe Synagogue, Church Of All Nations(SCOAN)で2月12日(日曜日)に開かれた日曜礼拝中に、13歳のナイジェリア人孤児プレイズ・サンデー君の感動的な人生経験で浮き彫りにされた。
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プレイズ・サンデー君は2016年5月8日武装強盗事件に遭遇し、母親と妹を失った。それより数年前に父親を病気で失ったこの少年は、今回の災難に遭遇して、喉に致命的な傷を負った。
プレイズ君と彼の親戚の人々は、ナイジェリア全土で医療支援を求め、7回に及ぶ手術で資金は枯渇した。呼吸のための気管切開チューブを喉に施されたプレイズ君は、字を書くこと以外に話したり会話したりする術を完全に失っていた。彼と親戚の人々は2016年9月、熱心な慈善活動で知られる宗教団体であるSCOANに支援を求めた。SCOANの総監督、T・B・ジョシュア氏は、南アフリカのケープタウンにあるライフ・ヴィンセント・パロッティ病院(Life Vincent Pallotti Hospital)で実施されたデリケートで複雑な健康措置に人道援助部門を通じて資金を提供した。
専門医のマーティン・ヴァンリエルド博士とマルク・デ・グローと教授が、プレイズ君の呼吸と会話の双方での正常な能力を回復する矯正手術を行った。手術は成功し、プレイズ君は予想をはるかに超えるペースで急速に回復した。プレイズ君の旅費、福祉・医療費用は総額5万米ドルで、すべてT・B・ジョシュア氏の宗教団体から支出された。
T・B・ジョシュア氏は、ナイジェリアのEmmanuel TVの生放送の最中、今日のヘルスケア利用に関連する社会的に困難な状況に応えるため、宗教指導者と医療従事者が協力するよう呼び掛けた。同氏は「神のしもべと医師が協力し合えるならば、成しうることに限界はない。医師の利用は自然に淵源し、神は自然界の神である」と語った。
SCOANはこれまで、ナイジェリアの警官に2万5000ドル余りを与える医療目的の旅費を提供してきた。この警官は勤務時間中に銃を持った男に撃たれ、損傷した泌尿器系を修復するため、インドで複雑な手術を受けた。
1人の少年の苦難を感動的な物語に変えるのを助けたSCOANなどの宗教団体は、協力的な努力によりヘルスケア・アクセスとヘルスケア資金提供を大規模に強化することができる。
ソース:Emmanuel TV
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