1. はじめに
前回のコラムで、「次回以降は、SWX2300シリーズについて、ハウツーを交えながらより具体的な使い方をご紹介して行ければと思います。また併せて、例えばCCENT/CCNA取得者がSWX2300を使うにあたり、差分となる情報もお出しできればと思います。」と最後に書きました。 ヤマハ スイッチの中でSWX2300のみ、以下の機能を有しています。
L2MSによるL2MSスレーブの運用
CiscoライクなコマンドによるCLI運用
今回は後者のCLIについて、Cisco Catalyst実機とコンフィグを見比べることで、実際にどのように設定していくのかご紹介したいと思います。
2. SWX2300とヤマハ ルーターのCLIについて
ヤマハ ルーター(RTシリーズ)では、オリジナルのCLIであり、独特ではありますが(私見ですが)直感的なコマンドとCLI内による日本語のヘルプが特徴です。
一方、SWX2300では、Cisco SystemsのネットワークOS「IOS」に似ているCLIが採用されています。このCLIを、一般的には「シスコライク(のCLI)」と称しています。
Cisco IOSはネットワーク業界でのエンジニアの指標ともなるCCENT/CCNA/CCNP/CCIEといった試験に用いられ、Cisco Systemsのネットワーク機器に採用されており、とても普及しているネットワークOSでもあります。
これにより、Cisco IOSに知見のあるエンジニアは、少々の応用でSWX2300を使用する事が可能となります。 。
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