TOKYO, Apr 18, 2017 - ( JCN Newswire ) - アーティセン・エンべデッド・テクノロジーズは本日、NXP QorIQ(R) T SeriesプロセッサをベースにしたCOM Express(R)組込みコンピューティングモジュールの新シリーズを発表しました。アーティセンのCOMX-T Seriesによって、COTSフォームファクタで、4つ(NXP T1042)または8つの仮想コア(NXP T2081) Power Architecture(TM)プロセッサと、さまざまな高速インターフェースを利用できるようになります。これにより、コスト効果の高いプロセッサ実装が可能になり、高密度処理、技術マイグレーションの簡素化、ライフサイクルの延長などが実現します。用途には通信、ネットワーキング、航空宇宙、軍事・国防、工業の他、消費電力と物理サイズの節約が必要なIoT (internet of things)アプリケーションなども含まれます。
アーティセンのCOMX-T2081およびCOMX-T1042モジュールでは、温度や振動の許容範囲をさらに拡張し、過酷な環境でも作動するように設計されています。AltiVecエンジンおよび革新的なデュアルスレッドe6500コアを搭載することにより高いパフォーマンス/ワットを持つNXPのT2081プロセッサの主な目的は、成功したクアッドコアデバイスのQorIQ P-seriesミッドレンジシリーズの後継です。T2081は前世代と同等のパワーバジェットで、コア機能、キャッシュサイズおよびSerDes帯域幅でより高い性能を発揮するように設計されており、ミッドレンジ・アプリケーションに最大のメリットを提供します。T2081とピン互換のクアッドコアT1042は、消費電力の低いエンベロープ内で、パフォーマンスの高いCPUコアやSATAおよびグラフィクスを必要とするアプリケーション用のコスト効果の高い代替製品です。
アーティセン・エンべデッド・テクノロジーズ社製品マーケティングマネージャーのQianqian Shaoは次のように述べました。「これらの新型モジュールによって、システム開発者はさまざまなアプリケーションで複数のパフォーマンスレベルを利用できるようになります。弊社ではすでに赤外線レーダーシステム、ヘリコプター用データ通信ルータ、機内エンターテインメントサーバーなど多くの事例で、Power Architecture COMの活用に成功しています。小型で頑丈でパフォーマンスが高いため、このような事例以外にも幅広い用途に最適です。さらに、NXP Power Architectureプロセッサではニーズにお応えして長期製品供給を保証していますので、お客様は長期間のライフサイクルプログラムを実施して、投資回収率を最大化できます。」
新発表されたQorIQ T-seriesベースのCOMX-T2081およびCOMX-T1042モジュールは、NXPエクステンション/モディフィケーションによってBasic COM Expressサイズのフォームファクタ(95 mm × 125 mm)およびType 5/6ピンアウトに対応して設計されていますので、アーティセンのPower Architecture COM Expressポートフォリオはさらに拡張し、お客様は製品マイグレーションを円滑にし、未開発分野で新規プロジェクトを効果的にスタートするために、技術を導入できます。
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アーティセン・エンベデッドテクノロジーズについて
アーティセン・エンべデッドテクノロジーズは、通信、コンピューティング、医療、航空宇宙、工業などの各種業界向け高信頼性電源と組込みコンピューティングソリューシ ョンの設計と製造で世界をリードしている企業です。アーティセンは 40 年以上にわたって、コストパフォーマンスの高い先進なネットワークコンピューティングおよび電力変換ソリューションを提供し続け、お客様の開発期間短縮やリスク軽減をサポートし、信頼され続けてきました。アーティセンの本社は米国・アリゾナ州テンピにあり、10か所の中核研究拠点、4か所のワールドクラスの製造工場、世界各国でのグローバルなセールス&サポート拠点などを有し、世界各国で 20,000 人以上の従業員が働いています。 (リンク »)
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