成蹊大学が夏休みを活用した教育プログラム「丸の内ビジネス研修」と「サマースクール」を実施 -- 夏休みはキャンパスを飛び出して主体的に学ぶ

成蹊大学

From: Digital PR Platform

2017-06-30 08:05


成蹊大学(東京都武蔵野市)では、夏休みを有効活用した特徴的な教育プログラムとして「丸の内ビジネス研修」と「サマースクール」を実施している。「丸の内ビジネス研修」は、丸の内を中心とした企業との産学連携型キャリア教育プログラム。約8カ月にわたって行われ、夏休みには丸の内での課題解決型の研修とインターンシップを実施する。「サマースクール」は1年次生を対象とした短期留学プログラムで、モナシュ大学(オーストラリア)での英語レッスンやホームステイによる異文化体験を通じて、自分から発言することの大切さを経験する。


 成蹊大学では、学生が新しいことや変化することを恐れず、未知のものに主体的にチャレンジすることで大きな成長につなげていけるよう、海外留学、インターンシップ、ボランティアなど教室の外で取り組む学修を積極的に奨励・支援している。
学生たちは、教室の外にも無数にある学びの場を積極的に活用し、「外の世界」に触れることによって多様な価値観と触れ合い、他者と協働できる真の協調性を養いながら、何が起きてもおかしくないリスクに満ちた社会に船出していくための本物の力を鍛えている。

 「キャリア教育」と「国際教育」の観点から、夏休みを有効活用した成蹊大学の特徴的な教育プログラムを2つ紹介する。

●丸の内ビジネス研修
 ―企業を学びの場として、課題解決のために協働する。学部の枠を越えたキャリア教育プログラム―
 丸の内ビジネス研修(以下、MBT)は、夏休みを含む約8カ月という長期にわたって実施される成蹊大学独自の産学連携型キャリア教育プログラム。成蹊と歴史的に繋がりが深い三菱グループを中心とした約20社にのぼる多業種・多職種の有力企業の協力のもとに行われる。
 夏休み前半は、全学部・大学院から選抜された約30名が、文系・理系の混在した少人数チームを組んで協力企業から与えられる実践的な課題に協力して取り組み、解決策を提案する。この経験を活かして、夏休み後半にはインターンシップ実習に取り組み、企業の現場で実践的な研修にチャレンジする。
 主な舞台となるのは、日本のビジネスの中心地である東京・丸の内で、参加学生は、いつものキャンパスとは違う「非日常」の環境で、緊張感をもって取り組むこととなる。

「大手企業での長期インターンシップが難しい近年の状況を考えると、夏休みにじっくりと時間をかけて、有力企業で活躍する社会人と接し、意見交換をしながら課題に取り組めるというのは、学生たちにとって大変貴重なチャンスです」そう話すのは、自らもMBTで学生の指導にあたる成蹊大学キャリア支援センターの河路武志所長。企業が実際に直面している課題の考察やインターンシップ実習を通して、学生たちは課題解決力を磨き、業界や職種への理解を深め、自身の納得のいく就職へと繋げている。

 昨年MBTに参加した経済学部4年の酒井彩那さんは「企業が実際に取り組むリアルな課題を考える中で、環境性やコスト面などを複合的に考慮しながらビジネスとして実現していくことの難しさを学びました。同時に、チームで協力してさまざまなアイデアを尊重しながら、一人では成し得ない成果を出すことの大切さも学ぶことができました」と話す。
 このように、MBTのもう一つの大きな特徴として、全学部が吉祥寺のキャンパスに集う「ワンキャンパス」という利点を最大限に活かした文理融合のチームプロジェクトであるということが挙げられる。経済・法・文・理工学部の各メンバーが専門分野の視点から議論を重ね、課題にアプローチすることで、学生たちは異なる意見や価値観など多様性を認める姿勢を養い、視野を大きく広げて成長していく。

・丸の内ビジネス研修ウェブサイト(成蹊大学ウェブサイト内)
  (リンク »)

●サマースクール
 ―1年次の夏にオーストラリアに短期留学。異文化に触れ、海外で学ぶスタートに―
 サマースクールは、1年次生を対象とした成蹊大学独自の短期留学プログラム。新入生の夏休みという早い段階で留学を経験し、異文化に触れて海外で学ぶ第一歩とすることを目的としている。
 オーストラリア・メルボルンのモナシュ大学で成蹊大学生専用の英語学習プログラムや課外アクティビティを受けながら、ホームステイによる異文化体験を通じて視野を広げ、自身の意見を適確かつ明瞭に表現、発信する力を養う(※年度によりプログラム、スケジュールは変更となる可能性あり)。
 期間は夏休みの8月上旬から4週間で、全学部から選抜された約100名が参加する。経済的サポートも充実しており、プログラム費約60万円のうち30万円は大学から補助される(※プログラム費は為替相場の変動等により変更される場合あり)。なお、帰国後にはTOEIC-IPを受験し、留学の成果を確認する。

 昨年のサマースクールに参加した経済学部2年の大島一輝さんは「つたない英語でも恥じずに積極的に発言すること、どんな意見も否定せずに尊重することの大切さを学びました。現地での人脈も広がり、将来は海外にフィールドを広げて活動していきたいという思いを強くしました」と話す。
 サマースクールに参加した学生がその後、本格的な中長期の留学につなげていくケースも多く、段階的かつ継続的に多彩なサポートを受けながら国際力を高めていけるのが成蹊大学ならではのグローバル教育の特徴といえる。

・サマースクール ウェブサイト(成蹊大学ウェブサイト内)
  (リンク »)

▼本件に関する問い合わせ先
 成蹊学園企画室広報グループ(担当:栗林)
 TEL: 0422-37-3517
 FAX: 0422-37-3704
 E-mail: koho@jim.seikei.ac.jp
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