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【ハンブルク(ドイツ)2017年6月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*政治指導者はG20サミットの一貫としてハンブルクの新たなランドマークに集まる
今年の20カ国・地域(G20)首脳会合は7月7-8日にドイツ北部の港湾都市ハンブルクで開催される。ハンブルク・メッセ展示場の会場に加え、ハンブルクの新しいコンサートホール「エルプフィルハーモニー」(Elbphilharmonie)も特別の役割を果たす。ハンブルクの新たなランドマークであるこのビルは1月にオープンした。サミットの関連で、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、国家や政府の首脳、並びに参加機関の代表をサミット初日の夜のコンサートに招待している。
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1月の華々しいオープニングに続き、エルプフィルハーモニーは再び国際的な注目の的になるだろう。このコンサート会場はドイツの新しい文化の光であり、クラシック音楽を愛好するメルケル首相は、港の右側に位置するこのユニークなコンサートホールでの気軽な集まりにG20の参加者を招待することにした。ゲストには、米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、フランスのマクロン大統領、中国の習近平国家主席、英国のメイ首相、日本の安倍首相、欧州委員会のユンケル委員長、国連のグテレス事務総長のほか、その他の参加する全ての政治指導者や多くの招待客が含まれる。これらの要人は全て、米国の指揮者ケント・ナガノ氏が指揮するHamburg Philharmonic State Orchestraのコンサートに出席する。同氏は同オーケストラの音楽総監督である。同コンサートの後には、エルプフィルハーモニーのリサイタルホールでの政治指導者による合同ディナーが開かれる。
演奏される楽曲はベートーベンの交響曲第9番である。同オーケストラ、多くのソリスト、ハンブルク州立歌劇場合唱団は、国際的なゲストを招待し、グランドホールのユニークな雰囲気と優れた音響を体験してもらう。偶然にも、ベートーベンの交響曲第9番の最終楽章の「歓喜の歌」は、2017年1月のエルプフィルハーモニーのオープニングコンサートで演奏された。1985年には、欧州共同体がこの歌を公式の欧州歌に採用した。この歌が、彼ら全てが共有する価値および多様性の中での彼らの統一を祝賀しているということがその理由だった。
しかし、コンサートのプログラムだけでなく、エルプフィルハーモニーそのものが現代文化の光として、民主的な空間として、そして「あらゆる人のための音楽会場」として、今年のサミットに貢献するべく運命づけられている。エルプフィルハーモニーをG20サミットのプログラムに含めることにより、ドイツ連邦政府とハンブルク市は強力な文化メッセージを送っている。詳細は (リンク ») を参照。
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