大手信託銀行がポストトレードプロセスの自動化を実現するためDTCCのOmgeo ALERTを導入
AsiaNet 69809
金融業界における決済情報のユーティリティ化によりリスクとフェイル対応コストの削減を実現
【ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、香港、東京、シドニー2017年8月29日PR Newswire】世界の金融市場において、取引約定後の業務処理を担う主要な金融インフラサービスを提供する米国証券保管振替機構（DTCC）は、日本トラスティ・サービス信託銀行（JTSB）及び日本マスタートラスト信託銀行（MTBJ）が、ブラウン・ブラザーズ・ハリマン（BBH）との間でOmgeo ALERT（ALERT）For Trusteeのサービス利用を開始したことを発表しました。これにより、信託銀行が投資信託等のファンド名義人となっている日本市場においても、それらのファンドをALERT Global Custodian Direct (GC Direct)のワークフローに連携できるようになりました。BBHは2015年よりALERT GC Directを利用しており、信託銀行へ委託した運用会社との間で最初にALERT For Trustee を導入したカストディアンとなります。
ALERT for Trusteeサービスの導入を決定したJTSBとMTBJは、決済情報を格納するためDTCCのグローバルデータベースサービスであるALERTの利用を開始しましたが、これによりALERTを利用する信託ファンドでは外国株式や外国債券の取引にあたり、カストディアンが保持する決済情報のALERTを通じた取引関係者への自動配信や共有が可能となります。
BBHのシニアヴァイスプレジデント、Robert Stewartは以下のように述べています。
「BBHはDTCCとの協力関係を続け、お客様に対し新たにALERT For Trusteeサービスをご提供できることを嬉しく思っています。本サービスは従来対応できなかったところでもある、信託銀行名義のファンドの口座開設と決済情報の伝達を効率化します。これは、国内外のお客様へ金融業界をリードする、管理力が高くかつリスクを軽減できるソリューションをご提供し、お客様の満足度を向上するという我々の目標に沿ったものとなります。」
DTCCのOmgeo グローバルプロダクト・ストラテジー部門のマネージング・ディレクターであるMatthew Nelson は、以下のように述べています。
「日本においては信託銀行がトレードのライフサイクルで重要な役割を担っており、DTCCの日本のお客様は約定照合や決済プロセスにおいて継続的に自動化と標準化を進めてきています。
今回、信託銀行がALERTスキームに参画することで、ALERTを通じ取引関係者へ決済情報が自動で連携されます。外国株式と外国債券の取引において、決済情報を自動化することにより関係各社への効率的な配信と共有を可能にします。」
ALERTは、決済情報の集約化とISO 20022規格に準拠したメッセージにより、決済情報共有の自動化を実現しています。今後も唯一無二の「SSI（決済情報）ユーティリティ」としてアップグレードを続け、グローバルカストディアンやプライムブローカーによる決済情報の共有を可能にし、ALERTユーザへの「ゴールデンコピー」の提供を可能にします。現在、世界において3000社以上がOmgeo ALERTを利用しており700万件もの決済情報を管理しております。アジアにおいては500社以上が本サービスを利用しており日本でも50社以上が利用しております。
DTCC（米国証券保管振替機構）について
DTCCは40年以上にわたり、世界各地の金融市場において金融取引約定後の業務処理を担う主要な金融インフラとして確固たる地位を築いてきました。運用設備、データセンター、事業拠点を世界16ヵ国に有し、これらを通じて数多くの金融機関や運用会社に対し、金融取引処理に関わる自動化、一元化、標準化、リスク軽減、透明性・業務効率の向上を進めるためのサービスを提供しています。米国の金融市場参加者により所有・運営される組織として、多岐にわたる資産クラスの複雑な清算、決済、資産管理サービス、データ管理や情報サービスを簡素化し、金融市場の安全性と健全性の増進を図っています。2016年の実績として、DTCCは1,500兆米ドル以上に相当する証券取引の処理を行いました。更に、証券保管業務では、130ヵ国以上で発行された約49.2兆米ドル相当額の証券について、保管・資産管理サービスを提供しております。現在、DTCCの取引情報蓄積業務（グローバル・トレード・レポシトリー(GTR)）にはOTC取引のオープン・ポジションがおよそ4,000万あり、また処理される取引メッセージは1ヶ月で10億件以上にのぼります。詳しくはwww.dtcc.comをご覧いただくか、LinkedIn
（ (リンク ») ）、Twitter（ (リンク ») ）、
YouTube（ (リンク ») ）、
Facebook（ (リンク ») ）にて当社をご登録ください。
連絡先:
Julienne Jose, DTCC +63 29885393 jbjose@dtcc.com
Hod Klein, Vested + 1 917 765 8720 hod@fullyvested.com
Harriet Leatherbarrow, Greentarget +44 (0)20 7324 5483
harriet.leatherbarrow@greentarget.co.uk
Yuri van der Leest, Teneo Strategy +852 3655 0504
Yuri.vanderLeest@teneostrategy.com
Emma Cullen-Ward, OneProfile Comms +61 2 8915 9900 emma@oneprofile.com.au
（日本語リリース：クライアント提供）
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金融業界における決済情報のユーティリティ化によりリスクとフェイル対応コストの削減を実現
【ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、香港、東京、シドニー2017年8月29日PR Newswire】世界の金融市場において、取引約定後の業務処理を担う主要な金融インフラサービスを提供する米国証券保管振替機構（DTCC）は、日本トラスティ・サービス信託銀行（JTSB）及び日本マスタートラスト信託銀行（MTBJ）が、ブラウン・ブラザーズ・ハリマン（BBH）との間でOmgeo ALERT（ALERT）For Trusteeのサービス利用を開始したことを発表しました。これにより、信託銀行が投資信託等のファンド名義人となっている日本市場においても、それらのファンドをALERT Global Custodian Direct (GC Direct)のワークフローに連携できるようになりました。BBHは2015年よりALERT GC Directを利用しており、信託銀行へ委託した運用会社との間で最初にALERT For Trustee を導入したカストディアンとなります。
ALERT for Trusteeサービスの導入を決定したJTSBとMTBJは、決済情報を格納するためDTCCのグローバルデータベースサービスであるALERTの利用を開始しましたが、これによりALERTを利用する信託ファンドでは外国株式や外国債券の取引にあたり、カストディアンが保持する決済情報のALERTを通じた取引関係者への自動配信や共有が可能となります。
BBHのシニアヴァイスプレジデント、Robert Stewartは以下のように述べています。
「BBHはDTCCとの協力関係を続け、お客様に対し新たにALERT For Trusteeサービスをご提供できることを嬉しく思っています。本サービスは従来対応できなかったところでもある、信託銀行名義のファンドの口座開設と決済情報の伝達を効率化します。これは、国内外のお客様へ金融業界をリードする、管理力が高くかつリスクを軽減できるソリューションをご提供し、お客様の満足度を向上するという我々の目標に沿ったものとなります。」
DTCCのOmgeo グローバルプロダクト・ストラテジー部門のマネージング・ディレクターであるMatthew Nelson は、以下のように述べています。
「日本においては信託銀行がトレードのライフサイクルで重要な役割を担っており、DTCCの日本のお客様は約定照合や決済プロセスにおいて継続的に自動化と標準化を進めてきています。
今回、信託銀行がALERTスキームに参画することで、ALERTを通じ取引関係者へ決済情報が自動で連携されます。外国株式と外国債券の取引において、決済情報を自動化することにより関係各社への効率的な配信と共有を可能にします。」
ALERTは、決済情報の集約化とISO 20022規格に準拠したメッセージにより、決済情報共有の自動化を実現しています。今後も唯一無二の「SSI（決済情報）ユーティリティ」としてアップグレードを続け、グローバルカストディアンやプライムブローカーによる決済情報の共有を可能にし、ALERTユーザへの「ゴールデンコピー」の提供を可能にします。現在、世界において3000社以上がOmgeo ALERTを利用しており700万件もの決済情報を管理しております。アジアにおいては500社以上が本サービスを利用しており日本でも50社以上が利用しております。
DTCC（米国証券保管振替機構）について
DTCCは40年以上にわたり、世界各地の金融市場において金融取引約定後の業務処理を担う主要な金融インフラとして確固たる地位を築いてきました。運用設備、データセンター、事業拠点を世界16ヵ国に有し、これらを通じて数多くの金融機関や運用会社に対し、金融取引処理に関わる自動化、一元化、標準化、リスク軽減、透明性・業務効率の向上を進めるためのサービスを提供しています。米国の金融市場参加者により所有・運営される組織として、多岐にわたる資産クラスの複雑な清算、決済、資産管理サービス、データ管理や情報サービスを簡素化し、金融市場の安全性と健全性の増進を図っています。2016年の実績として、DTCCは1,500兆米ドル以上に相当する証券取引の処理を行いました。更に、証券保管業務では、130ヵ国以上で発行された約49.2兆米ドル相当額の証券について、保管・資産管理サービスを提供しております。現在、DTCCの取引情報蓄積業務（グローバル・トレード・レポシトリー(GTR)）にはOTC取引のオープン・ポジションがおよそ4,000万あり、また処理される取引メッセージは1ヶ月で10億件以上にのぼります。詳しくはwww.dtcc.comをご覧いただくか、LinkedIn
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Yuri van der Leest, Teneo Strategy +852 3655 0504
Yuri.vanderLeest@teneostrategy.com
Emma Cullen-Ward, OneProfile Comms +61 2 8915 9900 emma@oneprofile.com.au
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