標的型メール攻撃対策ソリューション Active! zone、JIPDECの「安心マーク」を実装し偽装メールを区別

― 正当な送信元からのメールにはマークを表示し、より安心・安全の機能を付帯 ―

株式会社クオリティア

2017-09-26 10:00

株式会社クオリティア(東京都中央区、代表取締役:松田 賢、以下「クオリティ ア」)は、“目視”による標的型メール攻撃対策ソリューション「Active! zone」に、 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(東京都港区、会長:牧野 力、以下 「JIPDEC」)が提供する「安心マーク」を実装したことを発表します。
2016年3月に発生した、大手旅行代理店へのなりすましによる標的型メール攻撃(約793
万件の個人情報の流出が発覚)が大きな話題となりましたが、巧妙に仕組まれたメール
による攻撃は後を絶ちません。最終的にはメールを開いてしまう各ユーザーの判断が最
後の砦になります。「Active! zone」は、ふるまい検知やサンドボックスなどのシステ
ムだけに頼るのではなく、ウイルスの芽を摘む「マクロの除去」やポイントを押さえて
確認を促す“人の目”による判断を加えた有効な6つの機能(下記参照)を備えていま
す。さらにこの度、なりすましメールを一目で区別できるJIPDECの「安心マーク」を実
装し、より安全性の高いメール環境をご提供します。

JIPDECのサイバー法人台帳ROBINS(以下「ROBINS」)に登録がされている場合に、
Active! zoneの送信者情報欄にマークが表示されます。身元を偽るメールを区別すると
共にマークの存在は一目でなりすましメールでないことを示しているため、標的型メー
ル攻撃などの重大なセキュリティ脅威に対して有効です。


◆安心マークについて
平成25年7月の参議院議員選挙のネット選挙運動を機に、政党からのメールマガジンに
採用され、金融機関を装ったフィッシングやマルウェアに対抗するため金融機関でも採
用が始まっています。また、昨年には地方自治体による導入も開始しました。
安心マークは、DKIM(DomainKeys Identified Mail/作成者署名)による送受信での
メール改ざん防止技術と、ROBINSの情報とを組合せることでメール送信者(組織)を特
定して、表示されます。これにより、受信者が「正しいメール」であることがわかりや
すくなります。ROBINSは、政党、法人、団体、個人事業者について、名称、メールドメ
インなどのオフィシャルな情報を提供しています。


■「Active! zone」について

【Active! zone 有効な6機能】
1.マクロの除去
2.添付ファイルの画像化
3.添付ファイル分離/ダウンロード
4.送信元の国名表示
5.HTMLメールのテキスト化
6.受信メールのduplicate.

「Active! zone」は、日本のメッセージングソリューション企業の老舗としてメールシ
ステムの豊富な導入実績をベースに、当社があらゆる環境の全てのお客様により良い
メール環境を提供するために開発された、国内開発の標的型メール攻撃対策ソリュー
ションです。 2016年に総務省が推奨する自治体向け情報セキュリティ対策の一つであ
る、添付ファイルの無害化転送を強力にサポートするソリューションとして開発された
「Active! zone」は、8月末にエンタープライズのお客様に向けて「マクロの除去」
「添付ファイルの画像化」「添付ファイルの分離/ダウンロード」「送信元の国名表
示」「HTMLメールのテキスト化」「受信メールのduplicate」などの機能を拡充。それ
ぞれの無害化処理に対し、細かな条件にて無害化するメールの対象を切り分けることが
可能で、さらに、1つのメール内の複数宛先に別々の無害化処理を施すこともできる柔
軟性を備えています。さらにこの度「安心マーク」を導入し、「Active! zone」はさま
ざまな方法でお客様のメール環境を守ります。無害化対策のあやふやさ、分かりにくい
インターフェースなどを解消し、国内を拠点とする迅速なサポート体制を提供すること
で安心してご使用いただけるソリューションです。
 参考リンク : (リンク »)


◆◇◆◇講演情報◇◆◇◆Active! zoneに関する直近の講演日程:
・2017年 9月26日(火)12:35~13:15 Security WEEK大阪 [グランフロント大阪]
・2017年 9月28日(木)12:25~13:05 Security WEEK東京 [KITTE]

■クオリティアについて
株式会社クオリティアは、国内で開発・販売を行っているメッセージングソリューショ
ンカンパニーです。メールソリュー ションやメールセキュリティを中心とした事業を
展開し、主力製品である国内シェアNo.1※のWebメール「Active! mail」や大規模メー
ルシステム「DEEPMail」などを通じて、企業、官公庁、国内主要大学でのコミュニケー
ションの効率化やIT人材の育成に貢献しています。また、Office 365やG Suiteと連携
するクラウド型メール誤送信防止サービス「Active! gate SS」、クラウド型メール
アーカイブサービス「Active! vault SS」などを通し、セキュリティ環境に優れたメー
ルシステムの構築を支援しています。近年では、標的型メール攻撃対策ソリューション
「Active! zone」が37都道府県の370を超える地方自治体に採用され、現在では企業に
も導入が進んでいます。
クオリティアは、メッセージングソリューションカンパニーとして、「使いやすく」
「安全で」「安心できる」ITソリューションの提供に今後も努めて参ります。
 参考リンク : (リンク »)
※ITR Market View:メール・セキュリティ市場2014より

■JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)について
JIPDECは、1967年よりわが国の情報化推進の一翼を担い、技術的・制度的課題の解決に
向けたさまざまな活動を展開しています。特に、安心安全な情報利活用環境の構築を図
るため、プライバシーマーク制度やISMS認証機関等の認定、「サイバー法人台帳
ROBINS」や「JCAN 証明書」等のサービス提供、オープンデータや個人情報の取り扱い
等情報の保護と活用に関する調査研究・政策提言等を行っています。
参考リンク : (リンク »)

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