株式会社スカイウィングスはPowerVisionと提携し、日本の水産業へ水中ドローンを拡販する。漁業の補助以外にも船舶底面の点検や、養殖場管理、水族館、プール施設の維持管理等も視野
株式会社スカイウィングスは、水中ドローン世界最大手のPoweVision社と提携し、水中ドローンを日本の水産業を中心に拡販する。製品名はPowerRay。50~70mの有線ケーブルで製品本体とつながっており、陸地や船の上から操作が可能。深さは30mまで潜る対応ができる。水中の解像に適したカメラや魚群探知機が標準装備されており、魚群や水面下構造物の確認がリアルタイムに可能。日本は保有する海洋面積が広く水産業が盛んであるが、こうした新規技術を導入することでさらに効率化が得られる。漁業の補助以外にも船舶底面の点検や、養殖場管理、水族館、プール施設の維持管理等にも使用できると考える。
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株式会社スカイウィングスは今月ラスベガスにて行われたインタードローン展へ参加し、世界各国のドローン企業と提携を協議していた。空のドローンは自動航行や産業応用といった技術進歩が目覚ましい。ここでもそれが更に確認された。ただ世界各国で空へのドローンは規制が開始され、産業機を含めて普及へのハードルがまだ高いのが現状。これに対して、水中ドローンは使用しやすい環境にあり、かつ有線で本体が保持されているため取り扱いがしやすい。同社は今後とも国内外へ提携幅を広げ作業の効率化、安全確保、コストダウンに貢献するドローン企業群と協業し、日本でのドローン活用を促進していく。
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