AsiaNet 70475 (1584)
RidecellがAuro買収と自動運行プラットフォーム発売で業界初の完全自動の新モビリティーソリューションを提供
【サンフランシスコ2017年10月9日PR Newswire=共同通信JBN】
*完全運行のオンデマンド自動シャトルモビリティーサービスを実現することにより、業界に新たなモビリティーリーダーシップを拡大
ライドシェアリングおよびカーシェアリング事業者向けソフトウエア・プラットフォームの世界的大手プロバイダーであるRideCell,(TM) Inc.( (リンク ») )は10月9日、カリフォルニア州に本社を構える自動運転テクノロジーの開発企業であるAuro( (リンク ») )の発行済み全株式を取得したと発表した。Ridecellはまた、自動運転試験プログラムでの利用で成功を収めた自動運行プラットフォームを一般販売すると発表した。これらの2つのイニシアチブにより、Ridecellは今後、低速で私道という設定でオンデマンドの自動シャトルモビリティーサービスを可能にする、業界初の完全自動運転の新モビリティーソリューションを提供する。
Photo - (リンク »)
Logo - (リンク »)
Auro買収により、Ridecellの自動運行プラットフォームの能力を加速する専門技術・知識がもたらされる。AuroチームはRidecell Autonomous Driving Divisionとなる。Ridecellは、Auroが開発した私道環境における無人運転シャトルを統合することにより、現実世界の環境で自動運行プラットフォームを幅広くテストすることができる。Ridecellは自動運転のリーダー企業との協力を継続し、このRidecellプラットフォームを世界有数の自動運転車にクリーニング、給油、緊急時対応などの状況で自動化された運行管理業務に利用する。
RideCellのアルジャブ・トリベディ最高経営責任者(CEO)は「Auro買収と自動運用プラットフォームの立ち上げは、Ridecellの顧客に完全な自動化ソリューションを提供する当社戦略の次の段階を示している。われわれは今後、自動運転の顧客に対しさらに大きな価値を提供し、モビリティー事業者が新たなカーシェアリング、ライドシェアリング、 オンデマンドのシャトルサービスを立ち上げるのをサポートすることができる。これによって、モビリティー事業者は基盤となるプラットフォームを変更することなく、自動運転車両を増やすことができる。今回の買収により、企業や大学のキャンパスなどの環境で、実証済みの自動シャトルサービスを立ち上げることが直ちに可能になる」と語った。
▽Auro買収
Auroの自動運転テクノロジーは、低速向けの展開には優れた自動運転プラットフォームである。Auroはシャトルメーカと提携して、主要なシャトルおよび近隣の電気自動車プラットフォームに自動運転機能を付加している。これらのシャトルは、キャンパス、テーマパーク、リゾート、ビジネスパーク、リタイアメントコミュニティー内および周辺の人々を安全に運ぶことができる。
交通量の少ない低速道路というプライベート環境は、現在、自動運転車導入のための完璧な環境を提供する。Auroが開発したシャトルは、カリフォルニア州のサンタクララ大学キャンパスで毎日運行していた初の無人運転シャトルに含まれており、すでに数千人の乗客に安全な輸送手段を提供している。
Auroのナリン・グプタCEOは「Auroが開発した無人運転シャトルの技術は、Ridecellのオンデマンド・モビリティープラットフォームと相まって、キャンパスなどのプライベート環境が、短期間の固定ルートの展示モデルではなく、今日の都市交通の不可欠な要素となることを実証することに寄与する。当社はRidecellと協力して、自立運転の新しいモビリティーにおいて、かつてない大きな進歩を遂げることに興奮している」と述べた。
Auroは2013年に、両大学のロボット工学者たちは2011年以来、自動運転車について協力してきたインド工科大学とカーネギーメロン大学のロボット工学者によって設立され、Y CombinatorとMotusベンチャーなどの投資家の支援を受けている。
▽Ridecell自動運行プラットフォーム
Ridecellは、新しい自動運行プラットフォームも販売開始すると発表した。プラットフォームは、車両と運行管理を自動化するように設計されている。
このプラットフォームは自動運転車両に、通常時および緊急時の両面で、各車両の運転任務を管理するための情報を提供する。プラットフォームは自動運転車をメンテナンスのために運行デポに誘導したり、クリーニングなどの日常的な営業作業や例外的状況でのオンデマンド支援のために自動運転車に支援車両を派遣したりできる。プラットフォームはまた、車両アクセスを自動化し、サービス要員が車両に入ることも可能にする。さらにプラットフォームは、自動運転コンプライアンスおよびリスクデータを自動的にリポートする。
本日の発表によって、Ridecellは有人運転車両から無人運転車両への新しいモビリティーサービスに脱皮するプラットフォームを備え、業界をリードする新たなモビリティー企業としての地位を固める。
▽RideCellについて
RideCellの使命は、OEM企業、レンタカー会社、自動車クラブ、都市、交通機関、ディーラーグループ、自家用車を含む新しいモビリティー事業者がライドシェアリングやカーシェアリング・サービスの利用を開始、拡大、最大化すること支援することである。サンフランシスコに本社を構える同社は、カーシェアリング、ライドシェアリング、自動運転車両の管理など、新しいモビリティーサービスを実行するインテリジェントなソフトウエア・プラットフォームを提供している。エンドツーエンドの統合と自動化により、市場投入までの時間が短縮され、Ridecellの顧客はモビリティーサービスを速やかに開始し、効率的に運用し、ビジネス成長に伴い収益を拡大することができる。2009年に創設されたRidecellは、すでに2000万超のライドおよびレンタルを処理し、米国、欧州、アジア、オーストラリアで100人以上の専門家チームを有している。同社は現在、BMWのReachNow、VWのOMNI、AAAのGIG Carsharingサービスなどを含む、新しいモビリティー提案を強化している。さらにRidecellは、ジョージア工科大学、カリフォルニア大学バークリー校、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、3MおよびSouthWest Transitを含む交通機関などにキャンパスのダイナミックシャトルサービスを提供している。
(c)2017 RidecellはRidecell, Incの登録商標である。他のすべてのブランド名は、それぞれの所有者の登録商標である。情報は予告なしに変更される。無断複写・複製・転載を禁ず。
▽メディア問い合わせ先
Kacey Heller
+1.415.277.4917
ridecell@allisonpr.com
ソース:Ridecell
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。