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【ムンバイ2017年10月9日PR Newswire=共同通信JBN】
主要ハイライト
*IndiGridのAUMは買収後に40%増加
*年率分配金は1ユニット当たり11.00インドルピーから11.44インドルピーへと4%増加
*予想イールドは11.6%(注)から12.1%(注)に増加
(注)2017年10月6日の終値で1ユニット当たり94.93インドルピー
電力セクターではインド初のインフラストラクチャー投資信託のIndiGridは、同社のスポンサーSterlite Power Grid Ventures Ltdが所有する3つの送電アセットを149億インドルピーで買収することを承認した。この買収によってAUMは40%増加し、380億インドルピーから530億インドルピーになる。
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この3つのアセットは、合計1425ckm(サーキット・キロメートル)の5つの送電線から成り、IndiGridの全体ポートフォリオは8州にまたがる13の送電網と2つの変電所に増加する。
この州間アセットは競争入札を通じて、建設・所有・運営・維持(Build, Own, Operate and Maintain)モデル方式で永続的に付与された。これらは、残り約34年間の長期契約期間があり、インドの接続ポイント・メカニズムで運用されており、収益のリスクを大幅に軽減する。IndiGridのプラティク・アガルワル最高経営責任者(CEO)は買収にあたり「今回の3件の買収は、稼働中の送電網アセットの取引を積み重ねることによって、IndiGridのプラットフォームを拡大していくという当社の強力なコミットメントをあらためて示したものであり、これは長期のキャッシュフローと、低い契約先リスクをもたらす。われわれは今後も、第3社アセットを含め、このような成長機会を追求していく」と語った。
この買収資金は、利用可能なヘッドルームを活用するために全額負債となる。これらのアセットはAAA格付けされているIndiGridの既存アセットと同じ特徴を持つ。この買収によって、アセットに関するIndiGridの負債は26%から約49%に増加する。取引は従来のように規制当局の認可とユニット投資信託所有者の承認が必要であり、2018年第1四半期には完了する予定。
▽買収の詳細
a.RAPP Transmission Company Limited:ラジャスタンおよびマディア両州にある総延長403ckmの2重サーキット州間送信網である1つの400 KV。これは2016年2月に引き渡された。
b.Purulia & Kharagpur Transmission Company Limited:西ベンガルとジャルカンド両州にある総延長545ckmの州間送電網である2つの400 KV。1つは2016年6月に引き渡され、もう1つは2017年1月に引き渡された。
c.Maheshwaram Transmission Limited:テランガナ州にある総延長477 ckmの州間送電網である2つの400 KV。このうち1つは2017年9月に引き渡され、残りの1つは2017年10月に引き渡される予定。
▽IndiGridについて
IndiGridはインドの州間送電アセットを所有するために設立された同国初のインフラストラクチャー投資信託(InvIT)である。IndiGridは、全長1936ckmになる8つの送電線と6000 MVA容量の2つの変電所を含め、10の独立した収益創出要素を所有している。InvITはインドの優れた運営がなされているインフラストラクチャー資産を所有する投資手段であり、不動産投資信託(ReIT)、Yieldco、マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)と同種である。詳細は (リンク ») を参照。
▽問い合わせ先
メディア:corpcomm@indigrid.co.in
投資家:Investor.relations@indigrid.co.in
ソース:IndiGrid
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