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【留寿都(日本)2017年11月19日AAPメディアネット・インターナショナル=共同通信JBN】北海道の大手民間観光企業で、かつて米国最大のスキーリゾート運営会社だった加森観光は、旗艦のルスツリゾートの戦略的開発のため、ザ・ヴェール・ニセコ(The Vale Niseko)で有名な受賞歴のある開発会社NISEKO ALPINE DEVELOPMENTS(ニセコ・アルパイン・デベロップメンツ、NISADE)と提携した。
開発の第1期は約2億米ドル相当で、高級ホテルThe Vale Rusutsuと特注の温泉・保養施設を含む。2018年に公開予定の次の段階は、新商業・娯楽開発地区と新たな宿泊施設などで、約5億米ドルと推計されている。
加森観光の加森公人社長は、ルスツリゾートの特徴ある経営には長期的な再開発計画が必要で「他の北海道のリゾートの構成と異なり、当社はリゾート、スキーリフト、ゴルフコース、テーマパークなどルスツの全体を所有している。そのため、ルスツの開発は高度な戦略的アプローチを要し、NISADEを理想的な提携相手とみている。同社はルスツの長期的成長計画実施の進路を見極めるのに重要な役割を果たしてきた」と語った。
NISADEのジョナサン・マーティン代表取締役は、ルスツリゾートの将来計画は地域的・全国的レベルでの先駆的な観光開発を含むとし「来るべき日本の統合型リゾート認可取得への強力なプラットフォーム(日本で初のカジノの1つとなる可能性もある)も計画の一部となる。ルスツリゾート内での個人所有権を売り出すことも楽しみだ。リゾート運営者と直接的に提携する不動産所有者の新しい形態だ」と述べた。
30年前に基本計画が作成されたルスツリゾートは、4つのゴルフコース、1つのテーマパーク、広大なスキー場で構成される今も北海道で最大のオールシーズンリゾートである。
観光地としての北海道の人気上昇と安倍首相のインバウンドツーリズム重視に支えられ、ルスツリゾートは日本のレジャー産業における大きな通年の機会を示している。
ニセコ、キロロ、そして新しいルスツを合わせたスキーリゾートは、北米のマルチリゾート地に対抗し、アジアの最も魅力的なスキー地帯になろうとしている。
加森観光とNISADEの発表は2017年のWorld Ski Awardsと重なった。同賞でルスツは日本のBest Ski Resortに選ばれ、ザ・ヴェール・ニセコが日本のBest Boutique Ski Hotelのタイトルを維持した。
両パートナーの称賛される実績は、ルスツの未来が利用客と投資家に確固とした持続的な環境を提供することを保証している。
▽詳細情報問い合わせ先
Jonathan Martin, Yi-Mei Lee or Hisatake Kamori
Email: enquiries@thevalerusutsu.com
Phone: +81-136-23-1724
www.thevalerusutsu.com
ソース:Niseko Alpine Developments [NISADE] and Kamori Kanko
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