「民藝の日本 -柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する-」京都高島屋で開催!

株式会社高島屋 2017年11月22日

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京都高島屋で、2017年12月14日(木)から、展覧会「日本民藝館創設80周年記念 民藝の日本 -柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する-」を開催します。(2017年12月25日まで)

大正時代末期に、思想家の柳宗悦(やなぎ・むねよし)(1889~1961)を中心に提唱された民芸運動は、1936年、東京・駒場の地に「日本民藝館」を創設するという成果に結実しました。以来、優れた民芸品の蒐集や保存、展覧会の活動などがなされ、2016年10月に「日本民藝館」は創設80周年を迎えました。「民芸」とは、その主唱者である柳が「民藝とは民衆が日々用いる工藝品との義です。それ故、実用的工藝品の中で、最も深く人間の生活に交る品物の領域です」(「民藝とは何か」1941年)と語っているように、工人(職人)たちの手仕事により生まれた日常品です。つまり、「民芸」とは暮らしの造形であり、土地の伝統やそこに暮らす人々の心が形になったものといえましょう。

本展では、「民芸」の黄金期であった江戸時代後期から、その命脈が保たれていた昭和時代(1950年代頃まで)に焦点をあて、柳宗悦が日本各地で蒐集した日本民藝館の所蔵品や資料に、各地の民芸館などの所蔵品を加えた約170点を展観いたします。

庶民の暮らしを彩ってきた民芸品には、育まれてきた土地の豊かな造形感覚や美意識が宿ります。日本がいかに素晴らしい「民芸の国」であることに、多くの方が共感することでしょう。

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螺鈿丸散し菓子箱(らでんまるちらしかしばこ)(18世紀、13.0×25.5cm)日本民藝館所蔵

■日本民藝館 学芸部長 杉山享司(すぎやま・たかし)さんによるギャラリートークのご案内
日時:2017年12月14日(木)午前11時~・午後2時~(各回約30分)/会場内にて
※観覧無料・申し込み不要 ※参加には本展の入場券が必要です。

■会場構成
第1章:柳宗悦のこと 約30点
第2章:『手仕事の日本』を旅する 約75点
第3章:民藝美の精華 約65点
計 約170点

■各章の概要
第1章:柳宗悦のこと
柳の蒐集品や、創作者として力を発揮した掛軸の表装案、直筆原稿、そして日本民藝館に縁の深い作家(河井寬次郎、バーナード・リーチ他)の作品など約30点を展示します。

第2章:『手仕事の日本』を旅する
柳宗悦は、昭和初期から20年近くを費やし日本全国を訪ね、手仕事を調査、生活に深く関わる品々を独自の審美眼で蒐集しました。そして、1948年、日本各地の工芸品をつぶさに紹介した『手仕事の日本』が刊行されます。この章では、日本各地の昭和期の代表的な民芸品を中心に約75点を展示します。

第3章:民藝美の精華
日本民藝館創立後、民芸運動に共鳴した人々によって、全国各地に民芸館が作られました。この章では、日本民藝館の所蔵品に各地の民芸館などが所蔵する優品をあわせた約65点を展観。民芸の黄金期といえる江戸時代の諸工芸品を中心に、その魅力をご紹介いたします。
<出品する各地の民芸館>
松本民芸館(長野県松本市)、豊田市民芸館(愛知県豊田市)、日下部民藝館(岐阜県高山市)、
大阪日本民芸館(大阪府吹田市)、倉敷民藝館(岡山県倉敷市)、鳥取民藝美術館(鳥取県鳥取市)、
富山市民芸館(富山県富山市)、出雲民藝館(島根県出雲市)、熊本国際民藝館(熊本県熊本市)

■展観作品の一例
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垢取(あかとり)(1940年頃、19.0×31.2×29.0cm) 沖縄県(糸満) 日本民藝館所蔵
那覇南部の漁師町である糸満の男達は、サバニという刳り舟に乗って勇敢に遠方へ漕ぎだし漁をした。この垢取は、舟に溜まった水をくみ出すために松材を削って作られた。刳り舟に合わせて底に丸みをもたせている。

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三河万歳衣裳(みかわまんざいいしょう) (19世紀、丈(上衣)70.0 丈(袴)83.0cm) 豊田市民芸館所蔵
三河万歳は愛知県の旧三河国地域に伝わる伝統芸能。この万歳に使用したとされる武士の礼服である素襖(すおう)は、麻地に藍、黒、朱の染料を用いて、吉祥文である鶴と亀が雲と一緒に装飾されている。

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色替唐草文六角三段重(いろかわりからくさもんろっかくさんだんじゅう)
(18世紀、21.7×12.4cm)長崎 日本民藝館所蔵
「びいどろ」と称される長崎系ガラスの代表格。重ねる順番を入れ替えることもできる三段重である。型吹きにより作られていて、柔和な線の唐草文が六角面を包んでいる。

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筍籠(たけのこかご)(19世紀、27.0×29.0cm)京都 日本民藝館所蔵
巧みな編み方をした籠の本体から竹を曲げた脚がのびている。筍採りに用いられた籠で、脚は採りたての筍から出る水分を逃がし、籠の形状を保つ役割も果たしている。柳が「手仕事の都」と呼んだ京都の品。

■柳宗悦(やなぎ・むねよし)(1889~1961)
1910年、学習院高等科卒業の頃に文芸雑誌『白樺』の創刊に参加。1913年に東京帝国大学哲学科を卒業後、朝鮮陶磁器の美しさに魅了され、朝鮮の人々に敬愛の心を寄せる一方、無名の職人が作る民衆の日常品の美に着目した。1925年に民衆的工芸品の美を称揚するために「民藝」の新語を作り、1936年、日本民藝館が開設されると初代館長に就任。以後、ここを拠点に、数々の展覧会や各地への工芸調査、蒐集の旅、旺盛な執筆活動などを展開していった。1957年には文化功労者に選ばれた。
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日向国分寺にて木喰仏調査中の柳宗悦(1925年)

【開催概要】
日本民藝館創設80周年記念 民藝の日本-柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する-
■会  期:2017年12月14日(木)~12月25日(月)
■会  場:京都高島屋7階グランドホール(京都市下京区)

入場料(税込):一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料 ※午後6時以降入場の場合、半額
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場) ※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)
主催:NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、日本民藝館、京都新聞
制作協力 : NHKプロモーション
後 援 : 日本民藝協会

【京都高島屋公式サイト】
(リンク »)

【お問い合わせ】
京都高島屋
京都市下京区四条通河原町西入真町52
TEL:(075)221-8811(代)

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