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【ブルックリンパーク(米ミネソタ州)2017年12月5日PR Newswire=共同通信JBN】器質的心疾患に対する低侵襲性技術のデベロッパーである4C Medical Technologies, Inc.(4C Medical)は5日、僧帽弁逆流症(MR)向け同社医療機器が、 2017年12月3-5日にイスラエルのテルアビブで開かれた心臓血管系革新のための国際会議(the International Conference for Innovations in Cardiovascular Systems、ICI)で公開されたと発表した。4C Medicalは、主要なオピニオンリーダーおよび投資家の中で、同社のイノベーションについて特に説明するよう招かれた幾つかの企業の1つだ
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4C Medical は、スープラ・アニュラー心房限定固定技術を使って生来の僧帽弁と心室を保持する、初の僧帽弁逆流症(MR)療法を開発している。その新しい設計は、現行の経カテーテル僧帽弁置換(TMVR)技術に関連する困難な問題をすべて除去する。TMVR技術は、生来の左心室流出路などの閉塞、左心室の機能障害、デバイス閉塞など、生来の僧帽弁輪と左心室の置換および固定に依拠している。
フィリップ・ジェネルー医博(MD)は、A Novel Transcatheter MR Technology System(4C弁)を説明した。同医博はその中で、4C弁が、代替となるTMVR施術に適さない患者にもどうやってTMVR療法を拡大適用するのかについて説明した。ジェネルー医博は、モリスタウン医療センター(米ニュージャージー州モリスタウン)のガニョン心血管研究所の器質的心臓プログラムの共同ディレクターで、モントリオール・サクレクール病院(カナダ・モントリオール)のインターベンショナル心臓専門医を務めている。
ジェネルー医博は「4C弁は経中隔的に施されて、ほかのTMVR機器でも治療可能な患者、ほかのTMVR機器では治療できない患者、あるいはかつて僧帽弁修復に失敗したことのある患者を含めて、幅広いMR患者集団のための治療選択肢を提供する。この機器はすべて左心房に配置、固定されるため、僧帽弁輪と左心室の弾力的かつ不規則アナトミーに依存したり相互作用したりすることはない。4C Medicalの技術は、真に満たされない医療ニーズに応えるものである」と語った。
4C Medicalのロバート・サッチャー最高経営責任者(CEO)は「われわれは、ICI主催者が、新しいTMVR技術を説明するよう4C Medicalを招いてくれたことを光栄に思う。われわれは初期のフィージビリティスタディの準備に向けてベンチテストおよび臨床前試験を終えているので、この機会を前に進めるだろう。ほかのTMVR機器の試みと比較して、当社の研究から除外される患者はほとんどいないので、われわれはより迅速な臨床試験登録を予測している」と語った。
▽4C Medical Technologies, Inc.について
4C Medical Technologies, Inc.は、器質的心疾患の低侵襲性治療法を開発している医療機器会社で、当初は僧帽弁逆流症(MR)の治療に集中し、今後は三尖弁閉鎖不全症の治療に注力する。同社の経カテーテル僧帽弁機器は、スープラ・アニュラー位置決めと心房のみの固定による初のMR治療法である。この療法は生来の僧帽弁と左心室を保護し、生来の僧帽弁輪および左心室の配置と固定に頼っている経カテーテルMR置換技術に関連した既知の問題を除去し、TMVR治療法を受けられる患者の数を増やす。
▽メディア問い合わせ先
Robert Thatcher
Chief Executive Officer
+1 (612) 600-8951
rthatcher@4CMed.com
Jim Flaherty
Chief Financial Officer
+1 (612) 599-0650
jflaherty@4CMed.com
ソース:4C Medical Technologies, Inc.
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