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誉れ高いエリザベス女王工学賞の第2回研究により、技能不足の一方で技術とエンジニアリングへの依存度が高まっていることが明らかに
ロンドン(英国)、2017年12月6日/PRニュースワイヤー/ --
グローバル・レポートが、高まるエンジニアリングへの影響を浮き彫りに
エリザベス女王工学賞(QEPrize:Queen Elizabeth Prize for Engineering)は本日、英国、米国、ドイツ、日本、インド、ブラジルの10市場におけるエンジニアリングの考え方についての国際調査である未来創造2017(Create the Future 2017)を発表しました。
2015年の初回レポート発行に次ぐ本研究は、世界のエンジニアリングの影響を明らかにしており、人々はこの職業が将来どのように支えられると思っているのかを考察しています。
同レポートの発行と期を同じくして、デジタル画像センサーの開発を認められたエリック・フォッサム、ジョージ・スミス、寺西信一(てらにし のぶかず)、マイケル・トンプセットに最高の国際的エンジニアリング賞である2017年エリザベス女王工学賞が授与されました。4人は共同で視覚の世界に革命をもたらし、医学、科学、コミュニケーション、娯楽を変革しました。
レポートは以下を指摘:
・インターネット、コンピューターのようなテクノロジーベースのイノベーションが日常生活に
最も大きく影響していると考えられる一方、ロボット工学や人工知能(AI)が最新イノベー
ションと見なされています。
・「技能不足」が深刻化。調査対象となった中国、日本、韓国、英国 米国の市場の半数では、
熟練したエンジニアが必要との認識が著しく高まっています。
・多様性が現代のエンジニアリングの原動力。4分の3の人は、業界リーダーにもっと人目を引く
女性のロールモデルが必要だと感じています。5人のうち3人は、自分たちの目標になる人が
もっといれば、エンジニアリングを追及する励みになるだろうと答えました。
・統一的アプローチが必要。10人中8人は政府、企業、学校がエンジニアリング職に関心の
ある人をもっと支援すべきだと考えています。
未来創造2017(Create the Future 2017)は、世界のリーディングカンパニー各社と幅広い分野から選んだ著名なエンジニアの洞察と意見によって支えられています。
エリザベス女王工学賞財団(Queen Elizabeth Prize for Engineering Foundation) 会長のブラウン卿は、次のように述べました:
「初回レポートは、世界のエンジニアに対する高い評価のみならず、明日の最大の課題を解決する上でのエンジニアの重要な役割を浮き彫りにしました。それから2年、エンジニアリングは依然として善なる力と見なされています。エンジニアリングの経済的価値を認識するほか、世界中のコミュニティーは引き続き熟練したエンジニアが必要なことを痛感しています。エリザベス女王工学賞は、すべての人にとっての明るい未来に向けてエンジニアリングを推し進めると同時に、最高のイノベーションを祝福して業界の才能ある多様な人々に光を当てることで、若いエンジニアを鼓舞します」
情報源:エリザベス女王工学賞
(日本語リリース:クライアント提供)
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