5GAA:C-V2X の社会経済的利益は2035年までに430億ユーロに達すると独自調査

5GAA 2017年12月06日

From 共同通信PRワイヤー

5GAA:C-V2X の社会経済的利益は2035年までに430億ユーロに達すると独自調査

AsiaNet 71411(1981)

【ブリュッセル2017年12月6日PR Newswire=共同通信JBN】5G Automotive Association (5GAA、5Gオートモーティブ・アソシエーション)は6日、独立系のテレコム(電気通信)、メディアおよび技術コンサルタントのAnalysys Masonが自動車コンサルタント会社SBD Automotiveと共同で作成した報告書を発表した。報告書は、vehicle-to-everything(V2X)通信を提供するための cellular vehicle to everything(C-V2X)技術のメリットを分析、評価している。欧州における同ソリューションのメリットに焦点を当てたこの報告は、定性的証拠を使用して、C-V2Xの導入、展開に関連してコンサルタントが実施した定量的な費用対効果分析を記述している。

(Photo: (リンク ») )

報告書の発表は、欧州委員会が協調型高度道路交通システム(C-ITS、cooperative intelligent transport systems)の展開に関するパブリックコンサルテーションを現在実施している欧州連合(EU)におけるV2Xの政策展開と5.9GHz帯域の利用と時を同じくしている。

報告書は、C-ITSシステムの展開がEUレベルでは有益であると結論づけている。欧州で生じる可能性のある純利益は、4つのモデルシナリオ全体で2035年には200億ユーロから430億ユーロ(道路安全性と交通効率の向上による最大の利益を伴う場合)の範囲になると推定されている。

この報告でのシナリオモデルのうち最も好ましいシナリオ(純利益が430億ユーロ)の場合、C-V2Xの急速な普及と経済規模拡大の可能性は最大化され、C-V2XとWi-Fi標準IEEE 802.11pの両方とも5.9GHzスペクトル帯域内で共存することが可能である。このようなメリットは、IEEE 802.11pの使用がC-ITSサービスに義務付けられているシナリオでは生じず、期待された純利益の半分以下(200億ユーロ)にとどまるだろう。

この調査はまた、欧州市場へのC-V2Xのメリットがその展開の柔軟性にあることを示唆。短距離および広域双方のアプリケーションのカバーを提供する能力と、将来の5G への進化の確実性があり、より早期の展開やアフターマーケット展開(例えば、スマートフォンやC-V2X接続性を備えた他のアフターマーケット機器を介して車両に提供されるV2Xサービス)を容易にする可能性がある。

インフラストラクチャー導入コストの削減は、既存のモバイル・インフラストラクチャーの再利用の可能性があることから、C-V2Xのもう一つの重要なメリットであり、新たに独立して運用される道路サイドインフラを構築するのではなく、セルラー技術の統合と規模の経済を活用する。

5GAAのクリストフ・ボイクト会長は「C-V2Xは、協調型高度道路交通システム(C-ITS)の展開にとって基本的なものとなろう。この報告書が明確に示しているメリットは、この技術が運転走行や道路の安全性を大幅に向上させることになるということである。報告はまた、欧州委員会は技術的に中立的なアプローチを取るべきであり、Wi-Fi 標準IEEE 802.11pの使用を義務付けることによりこうしたメリットを制限すべきでないということを浮き彫りにしている」とコメントした。

C-V2Xに関する社会経済的メリットの調査は次を参照: (リンク »)

これとは別に、5GAAは、EUにおける自動車事故による死亡や重傷を減らすために、短距離のad hoc/direct通信のためのLTE-V2X (PC-5) および IEEE 802.11p技術の定量分析を実施した調査を発表した。この報告の基礎をなすモデリングは、技術およびポリシーのコンサルタント会社Ricardoによりピアレビューされ、検証された。この調査で、LTE-V2X (PC5)は、EUの道路上で死亡および重傷事故を減少させるうえで802.11pより性能が上回ることが明らかにされた。EUにおける道路安全性向上のためのLTE-V2X (PC5) および 802.11p直接通信技術の評価に関する5GAAの調査は次を参照: (リンク »)

▽C-V2Xについて
V2Xにより、車両は車両同士や幅広い輸送エコシステムとの通信が可能となる。これは、より長い範囲にわたり強化された情報(ほかの車両からのデータなど)を提供することにより、車載センサーを補完する可能性を持つ。

C-V2Xは、V2Xサービスを提供するためにThird Generation Partnership Project (3GPP、第3世代協力プロジェクト)によって開発された技術である。C-V2Xは2つの通信モード、すなわち、direct vehicle-to-vehicle mode(直接の車両対車両モード)(3GPP仕様では「PC5」と呼ばれる)と、既存のモバイルネットワークを介したvehicle-to-network (V2N) 通信向けのnetwork communications interface(ネットワーク通信インターフェース)(3GPP仕様では「Uu」と呼ばれる)を使用している。

▽5GAAについて
5G Automotive Association(5GAA、5Gオートモーティブ・アソシエーション)は、自動車、技術、情報通信産業(ICT)の各企業によるグローバルな業界の枠を超えた組織であり、将来のモビリティーと輸送サービスのためのエンドツーエンドソリューションを開発するために協力している。2016年に設立された5GAAは67のメンバーで構成されており、その使命は通信ソリューションを開発、テスト、促進し、その標準化を開始し、社会的ニーズに対処するための商業利用可能性とグローバルな市場浸透を加速することである。

▽問い合わせ先
Nafi Niang
Marcom@secretariat.org
+49-895-490-9680

ソース:5GAA

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