玉川大学「久志晴耕塾」(南さつまキャンパス)の竣功記念で配布されるリキュール「ポンカのんが」のデザインを芸術学部4年生が担当

玉川大学 2018年01月09日

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玉川大学(東京都町田市)では、南さつまキャンパス(鹿児島県南さつま市)で2018年1月に竣功予定の「久志晴耕塾」のオープニングセレモニーで来場者へ渡す記念品として、ポンカンを使ったリキュール「ポンカのんが」を開発。芸術学部4年生の古屋里紗さんがデザインを担当した。今後販売も視野に入れ検討中。




 玉川大学南さつまキャンパスで建設中の「久志晴耕塾」は2018年1月の竣功を目指しており、竣功式の記念品として同キャンパスで栽培しているポンカンを使ったリキュールを予定している。
 リキュールの開発は、地元の酒造メーカーである萬世酒造株式会社と同大農学部が共同で行い、パッケージのデザインを芸術学部4年生の古屋里紗さんが担当。古屋さんはメディア・デザイン学科に所属しており、指導を担当している野澤義彦講師の推薦で今回のデザイン制作が実現した。

 9月7日、芸術学部の中村慎一教授や農学部の小野正人学部長など関係者が集まりプレゼンテーションを実施した。発表されたパッケージの基本デザインは、南さつまキャンパスからのぞむ真っ青な海と、たわわに実ったポンカンをイラストで表現した、爽やかなもの。
 ネーミングも古屋さんが複数案を提案し、「ポンカのんが」で進めることに。「のんが」とは、「飲みましょう」を意味する南さつまの方言で、その語感やリズム感から採用された。

 リキュールは記念品としての配布だけでなく、将来的には市販化も検討されており、規格に沿ったデザインが求められる。同21日には、萬世酒造の担当者も招き、ブラッシュアップした内容のプレゼンテーションが行われた。7日に決まった方向性に加え、指摘を受けた部分を修正した上で複数のデザイン案を提案。萬世酒造の担当者からは「とても繊細で上品なデザイン」という評価を得た。
 この日はさらに市販化も見据え、より細かな部分まで詰めていくことになった。たとえばリキュールをボトルに充填する際に、機械ではなく人の手で行う場合は、キャップ部分を封印紙で留める必要があることや、ボトル裏面の原材料表示の文字の大きさに関する諸注意など、考慮すべき点は多い。
 また、ラベルを円柱型のボトルに貼った場合、店頭に並んだ際に視認できる範囲はラベル全体の半分程度にしかならない。南さつまのポンカンを使用したリキュールであることや玉川大学農学部との共同開発であることなど、アピールしたいことはたくさんあるが、「何を目立たせるか」という取捨選択も必要となる。こうした諸注意を、一つひとつメモしていく古屋さん。この日受けたさまざまな指摘を踏まえて、最終的な学長プレゼンテーションに臨むことになった。

 10月5日に行われた学長へのプレゼンテーションでは、まず農学部の小野正人学部長と浅田真一教授がプロジェクトについて説明し、ポンカンリキュールを紹介。続いて古屋さんが、この日に至るまでのデザイン案やネーミング案の経緯なども交え、デザインに込められた意図を説明した。
 学長からは、パッケージ前面に大きく記された「お酒」という表現が適切なのかどうかなどの質問があり、古屋さんや中村教授が答えていった。
 食品メーカーに内定しており、商品パッケージやディスプレイのデザインを手がけることを目指している古屋さん。今回のデザイン制作は、未来を先取りした経験となった。

○古屋里紗さんのコメント
 「酒屋さんに行き、リキュールはどのようなデザインをされているのかを調べたり、大学の図書館でデザイン関連の本を借りたりして、発想のヒントにしました。今回のプレゼンテーションで、中村先生から『ユーザーが購入した後のこともイメージしてデザインすることが大事』とアドバイスをいただき、デザインは視覚的なものではあるけれど、そこから一人ひとりの物語を考えていくことが大事なんだと感じました」

○ポンカンリキュール「ポンカのんが」
 連携協定を締結している南さつま市の紹介により、地元の酒造会社「萬世酒造株式会社」と共同でレシピを検討した。ポンカンを食べた時の印象を「さわやかさ」「甘さ」「風味」といった観点から表現することを目指し、久志の「風土」にもこだわった試行錯誤を繰り返して、納得がいく味に仕上げられた。
 「さわやかさ」をより感じさせるために、原料の一部に未熟果の果汁を使用することで、酸味と香りを引き立てることに成功。「甘さ」については、氷砂糖の他に購買部で販売している「たまがわはちみつ」を使用。はちみつのやわらかい甘さが全体を包み込むことで、果実の甘さをより引き立てた。また、「風味」を損なわないために加熱処理をせず、香りの変化を最小限にとどめた。さらに、久志の「風土」を感じさせる萬世酒造の焼酎を使用。ポンカンの風味と香りを活かせる米焼酎を採用した。

○南さつま久志農場と久志晴耕塾について
 薩摩半島の最南西端に位置し、総面積は約10万平米。ポンカンを中心とするカンキツ類の栽培や、冬季温暖な気候を利用したパッションフルーツ、マンゴーといった熱帯果樹などの試験栽培を行っている。周辺部の自然環境も含め、主に農学部生の農場実習、卒業研究等の拠点となっている。久志は創立者の小原國芳が生まれ育った地であり、2012年6月1日には南さつま市と包括連携協定を締結している。建設中の久志晴耕塾では、実習や各種の調査、インターンシップなどを行う予定だ。

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