ペンシルベニア州が臓器調達・移植で10年連続全国1位

Gift of Life Donor Program

From: 共同通信PRワイヤー

2018-01-09 18:06

ペンシルベニア州が臓器調達・移植で10年連続全国1位

AsiaNet 71767 (0048)

【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)2018年1月9日PR Newswire=共同通信JBN】
*Gift of Lifeは2017年の臓器提供で2つの全国記録を達成

Gift of Life Donor Programは、10年連続して米国の代表的な臓器調達機関(OPO)であり、2017年には565人の臓器提供者から命を救う臓器の調整に成功した。これら無視無欲の贈り物は、1546の臓器移植をもたらし、1年で米国のどのOPOより多くの臓器提供者と臓器移植につながった。それは悲しみに暮れる家族から臓器提供を待つ人々にとって、新たな始まりへの現在進行形のレガシーである。

Photo - (リンク »)
Logo - (リンク »)

非営利・連邦政府指定のOPOであるGift of Lifeは、ペンシルベニア州の東半分、ニュージャージー、デラウエア両州南部の1120万人に奉仕している。その年間臓器提供率は、世界最高位の中にランクされ、その率は人口100万につき臓器提供者は50人に相当する。

Gift of Lifeは2017年に、1281人の筋骨格、2112人の角膜を含めて、2468人のドナーから体細胞組織も回収した。これら人生を充実させる臓器提供は、8万8000人の役に立ち、その中には骨髄提供で歩行を改善したり、命を脅かす欠陥を修復したりする心臓弁の提供、再建手術に対する皮膚提供、火傷を負った患者の治癒、視力回復の贈り物となった約2575例の角膜提供などがある。

Gift of Lifeのハワード・M・ネイサン会長兼最高経営責任者(CEO)は「われわれの発展は、米国内で一貫して最も寛大な地域にしている臓器提供者とその家族の無私無欲の心があって初めて実現する。今年、臓器提供者はほぼ9万人の人々の命を救い、生活の質を向上した。われわれは、しばしば圧倒的な損失に直面しながら、貴重な贈り物を提供するドナーに深く感謝する」と語った。ここに紹介するプロフィール( (リンク ») )は、ある家族の悲痛だが命を救う寛容さを示す物語である。

ネイサン氏はさらに「この重要な仕事は、われわれスタッフ、移植センター、そして病院パートナーによるとてつもなく大きな思いやりと昼夜兼行のコミットメントによる。私は彼らを非常に誇りに思う。併せて彼らは、われわれがどうしても必要な臓器や細胞組織を最も必要とする人々に提供することを保証してくれる」と語った。ある若い父親が以下のブログの中で、感謝の意を表し、第2の機会(人生)を与えてくれたことを語っている。
(リンク »)

Gift of Lifeは、その地域の130の救急病院と15の移植センターと緊密に協力している。Abington - Jefferson Healthのメグ・マクゴールドリック社長は、救命の仕事が必要とする協力作業と思いやりの心について次のように語る。「Gift of Lifeは、計り知れない専門知識と支援を提供している。Gift of Lifeは、これまで直面した中でも最も困難な経験の1つとなるだろう、臓器提供を考慮する家族を支援している」

臓器調達機関(OPO)と病院との提携関係は、大切で、かつ高まる公衆衛生問題に応えている。移植における現在までの進歩によって、臓器提供のニーズが高まっている。全米で毎日、臓器移植を待ちながら約20人の人々が死亡している。Gift of Lifeがカバーする地域で移植待ちの男女と子供たちは5300人以上おり、全国規模では約11万6000人となる。

Donate Life Americaによると、国民の95%は臓器提供を支持しているが、1億4200万人の内、成人の54.7%だけが、全国的に運転免許証もしくはオンラインのいずれかで臓器提供者として登録している。Gift of Lifeのカバー地域では、この登録率はペンシルベニア州では、フィラデルフィア郡の31.4%の最低率から、センター郡の最高58%までバラバラで、州平均は47.8%となっている。平均登録率は、ニュージャージー州南部で40.2%、デラウエア州では51.6%である。(注)

42歳の女性は以下のビデオで、もっと多くの人々が登録する必要性を強調して、The Gift of Life Family Houseで強皮症にかかって両肺移植待ちの自分の闘病生活を語っている。 (リンク »)

Gift of Life Family House( (リンク ») )は、移植関連の医療待ちでフィラデルフィアを訪れた人々に、安価な宿泊と支援サービスを提供している。Gift of Life Family Houseのスタッフとボランティアは2017年、1万6226人のゲストに9439件の宿泊、3万2452食、1554件の病院送迎のサービスを提供した。2011年7月に創設されて以来、Family Houseは8万7042人のゲストに4万6179件の宿泊、17万4084食を提供してきた。

Gift of Lifeは、臓器・細胞組織の提供分野でのリーダーシップとスカラーシップで国際的に知られている。Gift of Life Institute( (リンク ») ) は、臓器・細胞組織提供教育の国際的なリーダーであり、2004年以来37カ国から9000人近くのプロフェッショナルを訓練している。さらに詳しい情報は (リンク ») を参照。InstituteのTransplant Pregnancy Registry International( (リンク ») )(TPR)は、受胎・妊娠に関する移植後の家族関係と薬物療法の効果を研究している。1991年以来TPRは4000例以上の移植後の妊娠を追跡し、臓器提供のレガシーが数世代にわたり継続できるように情報を共有してきた。

Gift of Lifeは今年、8月2-7日にユタ州ソルトレークシティで開かれる2018 Transplant Games of Americaで、移植患者と実際のドナーの代表団を送り込む。彼は臓器提供者の家族や支援者に付き添われる。「Team Philly」( (リンク ») )は、Transplant Games of Americaでいつも最大の参加チームであり、誇りをもって「国内最大の寛容の地域」を代表する。

▽Gift of Life Donor Programについて
Gift of Lifeは1974年以来、4万6000以上の臓器移植、約100万人の組織移植を調整してきた。1人の臓器提供者は最高8人の生命を救い、体組織の提供者は最高75人の生命を強化する。詳しい情報と臓器提供登録は、donors1.org( (リンク ») )を参照。

ソース:Gift of Life Donor Program

(注)臓器提供者登録率はほとんどすべての郡単位で入手できる。

▽問い合わせ先
Karen Muldoon Geus,
+1 215.557.8090, ext. 1133,
kmuldoongeus@donors1.org

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]