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【キャロルトン(米オハイオ州)2018年1月11日PR Newswire=共同通信JBN】Advanced Powerは11日、Carroll County Energyの700MW天然ガス発電施設で商用運転が始まったと発表した。
Carroll County Energyは、PJM(ペンシルベニア・ニュージャージー・メリーランド3州)市場に販売するため建設されたコンバインドサイクル(複合)天然ガス発電施設である。同発電施設は、低価格天然ガス生産およびAEP(アメリカン・エレクトリック・パワー)の345kV送電線、Kinder Morganのテネシー・ガス・パイプライン・システムのある地域に位置している。
Advanced Power Asset Managementのチャック・デービス社長は、商用運転は12月中旬に始まったと言う。同社長によると、運転開始は地域社会の提携関係、固い財政支援、元請けであり下請けでもあるBechtelのプロ意識、そして施設建設に当たった多くの労働者に対する誇りであると語った。
デービス社長はさらに「この最新の発電施設を建設する計画を初めて発表して以来4年余りが経つが、Carroll County Energyは、キャロルトンビレッジ、ワシントン郡区、キャロル郡の指導者や市民から大きな支援を受けた。われわれは特に、発電施設の周囲に住み、働く人々に役立つよう、地域の学校を支援することができたことを誇りに思う」と語った。
Carroll County Energyを建設する計画は、2013年7月に発表された。Advanced Powerは2015年4月、8億9900万ドルのプロジェクト資金調達を完了した。出資者はTIAA Investments, JERA、Ullico、Prudential Capital Group、Advanced Powerである。建設に対する有担保上位クレジット・ファシリティの提供者は、BNP Paribas、Credit Agricoleほか商業銀行8行である。
2基のGE製ガスタービンと1基の蒸気タービンから成る施設は、約75万の家庭向けに発電する能力を持っている。Bechtelは、ターンキー建設契約の下でプロジェクト施設を建設した。Ethos Energyは22人を雇用して、施設を運用している。Advanced Powerは、引き続き事業を管理する。
Advanced Powerは株式非公開企業であり、欧州と北米で発電と関連するインフラプロジェクトを開発、取得、所有、管理する権限を持っている。Advanced Powerの経営者は、発電と関連するインフラストラクチャーのプロジェクトを特定し、開発、管理する実証済みの業績を持っている。経営者は1万5000MW以上の発電プロジェクトと70億ドルのリミテッドリコース・プロジェクトの資金調達の開発を主導した。
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ソース:Advanced Power
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