Banco Bradescoが2017年第4四半期決算を発表

Banco Bradesco S.A.

From: 共同通信PRワイヤー

2018-02-02 17:17

Banco Bradescoが2017年第4四半期決算を発表

AsiaNet 72131 (0232)

【サンパウロ2018年2月2日PR Newswire=共同通信JBN】Banco Bradesco(BM&FBovespa: BBDC3; BBDC4, NYSE: BBD)は2017年決算の主な数字を発表した。2016年7月1日以降はHSBC Bank Brasil S.A.とその子会社(HSBC Brasil)との連結を考慮している。

1. 2017年の経常純利益は190億2400万レアル(2016年の171億2100万レアルと比べて11.1%の増加)となった。これに対応して1株当たり利益は3.13レアル、平均調整後株主資本利益率は18.1%。

2. 経常純利益の内訳は、金融事業が134億9000万レアルで、全体の70.9%を占めた。保険と年金、キャピタライゼーション・ボンド事業は合計55億3400万レアルで、比率は29.1%だった。

3. 2017年12月31日時点のBradescoの時価総額は2005億2100万レアルで、2016年12月と比べて24.7%増加した。

4. 2017年12月時点の資産総額は1兆2980億レアルとなり、2016年12月比0.4%増加した。平均総資産利益率は1.5%。

5. 2017年12月時点の拡大融資ポートフォリオは4929億3100万レアルに達し、2016年12月比で4.3%の減少。うち個人向け事業は1754億6900万レアル(2016年12月比2.0%増)、法人向け事業は3174億6200万レアル(2016年12月比7.4%減)だった。

6. 運用資産は1兆9870億レアルとなり、2016年12月比で4.3%増加した。

7. 株主資本は2017年12月時点で総額1104億5700万レアルと、2016年12月より10.0%増えた。プルデンシャル・コングロマリットに基づくバーゼルIII比率は17.1%で、このうちティアI資本比率は13.1%だった。

8.2017年に得た利益に対する株主への配当として、合計72億400万レアルを株主へ支払い、または計上した。このうち月割りと暫定分割分で支払われたのが23億8400万レアル、計上分が48億2000万レアルだった。

9. 2017年の純利息利益(NII)のうち金利部分は627億7500万レアルで、2016年と比べて0.5%減少した。

10. 2017年12月末の90日間返済遅延比率は4.7%で、2016年12月と比べて0.8%ポイント低下した。

11. 2017年12月時点の金融資産減損の影響を除いた営業測定効率(ER)は40.8%(2016年12月は38.9%)だった。

12. 2017年の保険引受料と年金積立金、キャピタライゼーション・ボンド収入の合計は762億8900万レアルで、2016年と比べて6.8%増えた。テクニカル関係では2466億5300万レアルを計上したが、この金額は2016年12月と比べると10.4%多い。

13. 2017年の情報技術(IT)への投資は総額60億3700万レアルだった。

14. 2017年に支払いもしくは計上した税金と負担金(ソーシャルセキュリティー関連費用を含む)は合計315億8400万レアル。このうち源泉徴収税とサードパーティー徴収分の関連が155億4800万レアルで、160億3600万レアルはBradesco Organizationが展開した活動に基づいて計算したが、この金額は経常純利益の84.3%に相当した。

15.2017年にBradescoは資源合理化計画で顧客サービスネットワークの改善作業に取り組んだ。顧客に対するサービスの継続的な改善と向上が狙いだ。現在Bradescoはブラジルに幅広い顧客サービスネットワークを持つ。7万3474カ所のCustomer Service Points(PAs)、4749カ所の支店、3899カ所のService Branches (PAs)、928台の会社内(PAEs)ATM、3万8708カ所のBradesco Expresso顧客サービス・ポイント(Correspondents)がある。このほか3万5590台のBradesco ATM、2万1259台のBanco24Horas Network ATMも利用できる。

16.2017年の人件費、関連費、諸手当は総額168億7400万レアルだった。Bradesco Organizationの全従業員とその扶養家族に対して支給された福利厚生費は46億3800万レアル。また教育、研修、人材開発プログラムへの投資額は1億7077万5000レアルに上った。

17.期間中の主な受賞と認証

*「Best in People Management」賞で最多受賞企業(Valor Carreira, of Valor Economico newspaper)

*「Top of Mind」調査で、ブラジル人の心に最も意識される民間金融機関として注目された(Folha de S. Paulo newspaper)

*「100 Most Innovative in companies in the Use of IT」賞の総合ランキングで1位となり同賞を受賞(IT Midia in partnership with PricewaterhouseCoopers - PWC)

*「2017 IT Leaders」賞の銀行・保険部門で受賞。「2017 Top 100 IT Leaders」ランキングで2年連続トップ(17th edition of Computerworld)

*ブラジルのホールセール・マルチマーケット・ファンドのベストマネジャーに指名される(Exame magazine、Getulio Vargas Foundationが実施した調査に基づく)

*「Valor Grandes Grupos」ランキングで最大の民間グループに(Valor Economico newspaper)

Bradesco Organizationはブラジルの持続可能な発展に尽力している。われわれは最善の持続可能手法を組み込むという観点から事業の指針と戦略を策定し、各州の事情と潜在可能性を考慮し、長期にわたる共通価値観の生成に貢献している。この位置付けを強化するため、われわれはグローバルコンパクト(Global Compact)、持続可能な開発目標(SDG)、エクエーター原則(Equator Principles)、CDP(Carbon Disclosure Program)、責任投資原則(Principles for Responsible Investment、PRI)、温室効果ガス・プロトコール・プログラム(Brazilian Greenhouse Gas Emissions Program)、気候変動のための企業(Companies for Climate Change、EPC)など世界的に承認されたビジネスイニシアチブの順守を強調する。取締役会は持続性委員会(Sustainability Committee)を通じ、持続性の討議をモニターする。ビジネス管理における優秀性は、ニューヨーク証券取引所の「世界と新興市場」(World and Emerging Markets)部門のダウジョーンズ持続性指数(DJSI)および、いずれもB3のコーポレート持続性指数(ISE)、炭素効率性指数(ICO2)などの主要な持続性指数によって認められている。

61年前から広範な社会教育プログラムを実施しているFundacao Bradescoは現在、ブラジル全土で40の学校を運営している。2017年には6億2435万9000レアルの予算が以下の水準の学校に入学した9万6754人の学生に役立てられた。基礎教育(幼稚園からハイスクールおよび上級中等技術職業教育まで)、青年・成人教育、雇用と所得の創出を重視する初等および継続的職業訓練である。基礎教育システムに入った学生たちは4万2000人超に上り、無料で良質の教育の保証に加え、制服、学用品、食事、医療・歯科治療支援も受ける。Fundacaoはまた遠距離学習システム(EaD)に関しては、60万8000人の学生をeラーニングポータルの「Escola Virtual(バーチャルスクール)」を通じて助けている。学生は時間表で提示される90超の課程のうち少なくとも1課程を修了できる。このほか別の1万5101人の学生がProgram Educa+Acaoやテクノロジーの課程などの提携プロジェクトと活動に参加している。

財務諸表はBradescoの投資、ないし関係ウェブサイト(banco.bradesco/ir )で閲覧できる。

▽問い合わせ先
Investor Relations Team
+55-11-2194-0922
investors@bradesco.com.br

ソース:Banco Bradesco S.A.

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