ホテル椿山荘東京(東京都文京区・総支配人:和泉 浩)は、「世界をもてなす、日本がある。」をコンセプトに国内外から多くのお客様をお迎えいたしております。 ロビーには、日本が誇る伝統工芸品を展示し、お迎えする国内外の方に、あらためて日本の持つ美の心や技術に触れていただく機会を創出いたしております。
2018年1月17日の河津桜の開花を皮切りに、暖かさを増すと2月中旬からホテル椿山荘東京の庭園は、梅や約20種120本の桜、様々な春の彩りに包まれる予定です。ちょうどその期間、ホテルロビーでは、石川県が誇る伝統工芸品の「九谷焼」を展示いたします。 九谷焼は、石川県加賀市周辺で作られている磁器です。色絵のついた陶磁器の伝統工芸品で、江戸時代前期に誕生しました。九谷焼の特徴は、鮮やかな色彩と大胆かつ優美な紋様、そして釉薬の上に顔料で絵付けを行い、再度焼く「上絵付け」と呼ばれる技法です。 上絵付けに使われる上絵の具は800度程度で焼き付けできるため、顔料の制約が少なく、多彩な色が楽しめます。
この度は、花々の美しさに負けない、より華やかな作品を6点、展示いたします。
■野上 映翠 「九谷焼」展示 (ホテルロビーにて)
日時:~2018年3月下旬まで
展示内容:野上 映翠
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このほか、3点も併せてお楽しみいただきます。
※料金は消費税込みです。
ホテル椿山荘東京庭園:既に南北朝時代には椿が自生する景勝の地として「つばきやま」と呼ばれ人々に親しまれていました。明治時代に入ると、元勲 山縣有朋がこの地の美しさに魅了され、庭園と邸宅を創り「椿山荘」と命名しました。これがホテルの名称の由来です。美しい「九谷焼」展示とともに、庭園にて約20種120本のさまざまな桜もお楽しみください。
野上 映翠
埼玉県生まれ。文化女子短期大学セラミック科・京都伝統工芸専門校卒業後、石川県の藍九谷 山本長左に師事。独立後、金を主に色鮮やかで雅やかな京薩摩と赤・青・緑など多彩な色絵の九谷焼きの緻密で豪華絢爛な両作風に憧れ、目標とし、古典様式と現代的な構図を織り交ぜ、吉祥柄や草花紋をモチ―フに色絵細描の作品を手掛ける。陶磁器絵付け師。
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