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【リヤド(サウジアラビア)2018年2月23日PRNewswire=共同通信JBN】トランスペアレンシー・インターナショナルが最新の2017年腐敗認識指数(CPI)を発表し、サウジアラビアのランキングは引続き改善し、前年の62位から今年は57位へと5つアップした。指数は昨年について振り返るもので、このニュースは、2017年11月に反腐敗全国委員会を設置するなどの大胆な措置を取ってきたことに見られるように、国の腐敗と闘うサウジアラビアの最近の努力の結果として現れたものである。
このグローバルな反腐敗機関が20日に発表したデータによると、サウジアラビアの総合得点は100点中49点である。アラブ諸国の中では、サウジアラビアのランキングは同地域で第3位にまで改善し、地域平均の33点よりも高い得点だった。この評価は、サウジアラビアが野心的なVision 2030のアジェンダを精力的に追求するという急速な発展の時期に出された。
サウジの高官らはこの報告を称賛し「サウジアラビアのVision 2030計画の具体的な成果および説明責任と継続的改善への決意を示すものである」と述べた。反腐敗全国委員会の設立は、国の透明性を高めるためのまさに最新の動きであり、同委員会には幾つかの政府機関が加わっている。その中にはThe National Center for Performance Measurement(Adaa)も含まれている。
モハメド・アルトワイジリ経済計画相は「われわれは、わが政府の全ての面における透明性と説明責任の向上を含むVision 2030計画の目標の達成に献身しており、この報告はわれわれが前進していることを示している。公共部門の成果を独立して評価するNational Center for Performance Measurement(Adaa)の利用は、われわれの世界的な立場の向上を自分たちで評価できる多くのツールの1つである」と語った。
National Center for Performance Measurement(Adaa)のフサメディン・アルマダニ長官は「政府の透明性を実現にすることは、Adaa創設の重要な理由の1つであり、われわれの努力とVision 2030達成を支援する全力での取り組みが本物の前進を示していることは喜ばしい。世界の指導者たちが政府の効率性と透明性の向上を支援する組織を確立することは重要である」と述べた。
腐敗認識指数リポートは毎年、180カ国の公共部門の腐敗認識を分析し、0から100の得点を用いてそれぞれの国が互いにどのような得点になるかを決める。0は非常に腐敗していることを、100は非常に清潔であることを示す。2017年のリポートでは、世界の平均腐敗得点は43で、2016年と変化はなかった。
リポートは全般的に腐敗認識の度合にほとんど変化はなかったが、サウジアラビア王国の得点は2016年の46から49へと改善した。
一段の透明性と成果測定の改善への意欲はVision 2030の重要な部分であり、公共、民間両部門の全域で最善の活動を確立し、強固なものにするために多様な国際パートナーと共に働きたいというサウジアラビアの熱望を象徴するものである。
▽問い合わせ先
Dur Kattan, PR & Communications Executive Director
The National Center for Performance Measurement (Adaa)
dkattan@adaa.gov.sa
+966-920001156
ソース:The National Center for Performance Measurement (Adaa)
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