AsiaNet 72627 (0452)
【マドリード2018年3月13日PR Newswire=共同通信JBN】第6回World ATM Congress( (リンク ») )は3月8日(木曜)に閉幕した。世界最大の航空交通管制(ATM)展示会として、今年は参加登録者が10%増で新記録の8542人、出展者は136カ国・地域から237件だった。
Logo - (リンク »)
記録的な数字は、World ATM CongressがATM業界にとって参加不可欠の行事となったことを示す。商品を展示・公開し、手掛かりを与え、取引をまとめる重要なプラットフォームを提供する。今年は訓練、航空管制室・タワーの近代化、新ATMシステムの設備など多くの分野で契約が結ばれた。業界サプライヤーと航空サービスプロバイダーは多くの合意と提携をまとめた。これまで以上に多くの最高経営責任者(CEO)、社長、上級の意思決定権者が出席した。
World ATM Congressの会議は、スペインのイニゴ・デラセルナ・エルナイス公共事業・運輸相、国際民間航空機関(ICAO)理事会議長のオルムイワ・ベナード・アリウ博士、欧州航空安全機構(EUROCONTROL)のエイマン・ブレナン総裁ら最高の発言者を招いた( (リンク ») )。会議は、インターネットアクセスを提供したり、商品と人を輸送したりする自律航空機がATMに与える影響を検討した。プログラムでは、航空交通業務の自由化と商業化の進展によるATM協力・提携の変化の様相を探り、アフリカ、アジア太平洋、中南米カリブ、中東の最新情報も含まれていた。
JaneのATC Awards 2018、Women of Aviation Worldwide Weekに合わせ、複数のタイムゾーンで同時に最も多くの紙飛行機を飛ばすというギネス世界記録の試みなど、多くのイベントも開催された。
会議のほか、業界、政府、労働、教育機関の200人を超える主要航空専門家によるパネルディスカッション、技術公開、商品の紹介と発表など、6会場で100以上のセッションが行われた。例によってWorld ATM Congressはこの分野の最新技術に脚光を当てた。今年は無人機や商業用宇宙船のような空域への新参者や、自動化、デジタル化、無人機(UAV)交通管理(UTM)、遠隔航空管制タワーが焦点になった。
World ATM Congressは、業界が業界のためにプロデュースし、世界の空域の安全と効率の強化と向上を目的として世界中から政府、メーカー、学会、第一線の利用者らが一堂に会する。
World ATM Congressは、Civil Air Navigation Services Organisation(CANSO)がAir Traffic Control Association(ATCA)と協力して運営し、プラチナスポンサーのIndra、Leonardo、Thalesが後援している。World ATM Congressは2019年3月12-14日に再び開催される。2019年の展示スペースとスポンサーの申し込みを受け付け中( (リンク ») )。
▽問い合わせ先
Abigail Glenn-Chase
abigail.glenn-chase@atca.org
ソース:World ATM Congress
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。