前回までは、ヤマハルータ「RTX830」を用いて拠点間VPNを構築する方法、リモートアクセスVPNを構築する方法を紹介してきました。設定するポイントさえ押さえれば、VPNの構築はそれほど難しくないと感じていただけたのではないでしょうか。
とはいえ、ネットワーク形態はさまざまです。すでにLANが敷設されている環境にVPNを新たに導入するケースもあれば、ネットワークの構築からすべて新規で始めるケースもあるでしょう。ネットワーク形態が一意でないということは、当然のことながらトラブルも生まれます。
そこで、今回からは、VPN構築をしていく上で遭遇しがちな代表的なトラブルを取り上げて、その解決方法を紹介していきます。
まずは、ルータに基本的な設定をしたもののVPN接続が確立できていない場合のトラブルシューティングを考えます。つまり、以下のように、WebGUIのダッシュボードでは、VPNの接続状態が破線で表示されている状態です。
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